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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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不死蝶・海老川優里-1

「サーガ…、いや佐川健吾の居場所は突き止めた?」
優里はフレア筒ノ宮支部を不死蝶の拠点としていた。高級な椅子に脚を組み踏ん反り返りながら下条に電話で聞いた。優里の要求する事を下条は拒む事は出来なかった。それはズバリ、若菜の睨んだ通りであった。
「まだだ…」
「何してるのよぅ、代表様ぁ??あなた無駄に信者たくさん抱えてるんだから人っ子1人見つけるのなんか簡単じゃないのぉ?」
「もう少し待ってくれ。浅霞から東北道に乗り関越道に入り圏央道を走って築波ジャンクション手前まで来たのはNシステムで確認できた。」
「そしたら東京方面にも成田方面にも福島方面にも行けるわよね?そこが分からなきゃダメじゃない??」
「だからもう少し待ってくれ。スパイが警察にバレたら元も子もないだろ??目を盗んで調べてるから時間がかかるんだ。」
優里は脚を組み替えて、人を小馬鹿にしたような言い草で下条に言った。
「焦らさないでよ、代表様ぁ?女を犯すのはあっと言う間の癖にぃ♪」
「…」
下条は黙り込んだ。
「ねぇ、都合の悪くなると黙り込むなんて卑怯でしょ?私を犯した時は欲望に満ちた目で酷いことたくさん言ってたくせに?こんな時だけ寡黙になっちゃうの??」
「そ、それは…」
「フフフ、あんまり焦らすと私を無理矢理犯したあの動画、世間様にばら撒いちゃうわよ?」
「そ、それだけは止めてくれ!それに君だって困るだろう!?」
「はっ?私は困らないわよ?私は裸や暴行されてる映像が永遠にネットの中で再生され続ける事になっても構わないし。今更、ね?フフフ。」
「は、ハメただろ…俺を…。」
「ヤダァ、ハメられたのは私の方でしょ?私の服をビリビリに破いて、神聖なる道場で欲望に任せて私を無理矢理犯したのはどこの誰よ?」
「初めからその動画をネタに俺を脅すつもりだったんじゃないのか!?」
電話の向こうで優里がフッと笑う声が聞こえた。
「何の事だかさっぱり分からないわ?人の事をレイプしておいて開き直るつもり?」
その声は至って冷たく下条に突き刺さる。
「偽善者ぶった鬼畜が代表を務める教団に未来はないでしょ?」
「…」
「まぁあなたの未来は私の手の中にあるけどね?フフフ。あと2日、あと2日待つわ?佐川健吾の居場所を必ず突き止めるように。頼むわよ?代表様♪」
そう言って一方的に電話は切れた。

「くそッ!!」
スマホを放り投げ頭を抱え掻き毟る下条。あの日道場で2人きりになり、醸し出されるフェロモンに耐え切れず、我を失い優里に暴行してしまった事を激しく後悔していた下条であった。


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