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少女催眠視
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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ミサキ-2




「………」




私は…何をしているのだろう。
何も自分では考えられない。何か言葉が欲しい。





「せ、成功したのか?え、えっと試しに…お前、自分の名前を言ってみろ!」




自分の名前。
自分の名前を言え。




「…ミサキ」

「…!そ、そうかミサキちゃんか!さっきみたいに生意気じゃないし催眠成功か!」




…催眠?よく分からない。
全然自分では頭が動かせなくて、今も頭がぼーっとする。


男は『変なオッサンに貰った胡散臭い紙だったけどホンモノかよ…!』とか言っているが、私の頭ではそれがどういう意味か理解できなかった。




「み、ミサキちゃん。さっき飛んできた椅子なんだけど実は僕の足に当たって凄く痛かったんだ」

「………」

「き、キミは僕に申し訳ない事をしたとう気持ちで一杯になる。『どんな事をしてでも許してもらわないと』発狂しそうなくらいに落ち着かなくなる」




…申し訳ない。

そ、そうだ。私は…自分がイライラしているからといって他の人に迷惑をかけてしまった。

しかも謝るどころか目の前の人を傷つけるような態度ばかり取ってしまって…!




「ご、ごめんなさい!私、イライラしてて…!」

「ぷぷ…!な、なに?イライラしてたら人に八つ当たりしても良いの?そんなんじゃ『絶対に許せないなぁ』」

「………!!!」




絶対に許せない。
そう聞いたら何故か背筋が凍るというか、血の気が引いた。


どうして私はあんな態度をとったのだろう!



「ご、ごめんなさい!許してください!お願いします!!!」

「えー?何で許してあげないといけないのー?傷ついた心や体って言葉だけで簡単に癒されると思ってるのー?」

「そ、そんな…!私にできる事ならなんでもしますから、お願いします許してください!」




許してもらわないと頭がおかしくなりそうだ。
何で私はあんな酷い事をしたのだろう。

私は男の人の足にしがみついて、涙目になりながら許してくれと懇願する。




「ふーん…。そんなに許してほしいんだぁ。許してもらうためには何でもするんだね?」

「わ、私にできる事なら何でもします!だ、だから許してください…!」

「ぷぷ…!そ、そこまで言うなら一つ頼み事しようかな。それができたら『許してあげる』」

「………!」




許してあげる。
その言葉を聞いて私の心が安堵に満たされていくのが分かった。

…いやいや、頼み事を終わらせるまで安心しちゃダメ!

ちゃんとこの人に許してもらわないといけないんだから!





「じ、じゃぁここじゃ頼み辛い事だから一緒に男子トイレに来てもらっていいかな?」

「え…?トイレ、ですか?」

「ん?なに?許してほしいんじゃないの?」

「い、行きます!何でもします!!!」




何故トイレに行かなければならないのだろう。
何かさせられるのではないだろうか?

…と、一瞬考えたが私はこの人に許してもらわなければならない。

私は男の人に言われるまま一緒に男子トイレに入る事になった。


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