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大地で開け!桜と桃子
【近親相姦 官能小説】

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桜と桃子と…-2

「いつもは寝る前にするんだけど、せっかくエッチな動画があるんだから、今しちゃおうかなあ。オナニー」

(えっ?)

両手で顔を被って泣いていた桃子の目が、その手の中で見開かれた。

桜は桃子の気配を伺いながら、セーラー服のスカートのホックを外して下に落とし、下着に手にかけると、躊躇することなくスルスルと足からそれを抜きさった。

張りのある色白の尻が惜しげもなく晒された。前から股間を見ると、去年から生え始めた陰毛が、程よい量で割れ目を被っていた。

桜は脱いだ下着に目を落とした。そこに広がる恥ずかしい染みを見て、自分が思っている以上に興奮していることを知った。

「うふふ、見てお姉ちゃん。あたしのパンツ、オナニーしたくてちょっと濡れてるよ」

こうなったらとことんやるまでだ。そう思った桜は、染みの付いた下着のクロッチの部分を広げて、顔を伏せる桃子の方に向けてみせた。

桜の明るい声には人を惹き付ける力があった。桃子はその声に釣られるように、伏せた顔を傾げて指の隙間からそれを見ようとした。しかし、自分のその様子を伺っている気配に気づき、はっとした桃子は慌てて目を閉じた。

姉のその反応は織り込みずみだ。桜は気にせずそのまま続けることにした。

「これ借りるよ」

帰宅してからまだシャワーは浴びていない。桜はベッドの上に置いであるウェットティッシュに手を伸ばした。

初めに淫口の周りを撫でるようにヌルミを拭き取った。続いて肉の襞を優しく摘まむように拭い、クリトリスは強く擦らないように気をつけた。

これは、桜の【オナニー後】のルーティーンだったが、今のように入浴前の場合ならば、それが【オナニー前】にも適用された。【オナニー前(入浴前)】と【オナニー後】が違うのは、最後に一つ行為が追加されることだ。桜はティッシュを肛門に食い込ます感じで、中指を使って肛門の周りの汚れをグイグイと拭い取った。

「ふぅ…」

ひんやりとした刺激が、火照った身体に心地よかった。桜は汚れたウェットティッシュをゴミ入れに投げ捨てた。

「家に一人だったんだから、イヤホンなんて意味ないでしょ。外すよ」

例え家に一人きりでも、こんな場合にこっそりとイヤホンを使うのが桃子の性格だった。そんな桃子の性格を揶揄しながら、桜がパソコンからイヤホンジャックを抜いた。

――ああん、ああん、気持ちいいよう――

桃子の部屋に卑猥な喘ぎ声が流れた。自分で外しておきながら、桜はその声にドキッとした。

桜はオナニー用に、女性向けの官能小説とアダルトなマンガ本をベッドの下に隠し持っていた。それらは奔放なクラブの先輩が、可愛い後輩のために卒業前に配ってくれた宝物だ。桜は主にそれを愛用してオナニーしていたが、時折、それとは別の【特別なアイテム】も使用することがあった。そんな性に前向きな桜でも、卑猥な動画を観るのは初めてだった。

「や、やだ、エッチな声…」

自身のオナニーでもこんな声を出したことはなく、喘ぎ声の卑猥さは想像していた以上だった。初めて観る動画は、先輩から貰った宝物とは一味違い、音と映像のストレートな生々しさに、桜の興奮は一気に高まっていった。

「す、凄い…」

男優に股間を舐められ、淫らに喘ぐ女優。その卑猥さに目を奪われた桜の手は、女優と同じ刺激を求めて、その部分に指を食い込ませた。今ウエットティッシュで拭いたばかりのソコには、新たなヌルミが涌き出ていた。

「はぁ、はぁ、はぁ」

興奮した桜は画面を食い入るように見つめ、その中指は卑猥な襞を押し開きながら、淫口から敏感な部分をゆっくりと擦り始めた。桜の表情に恍惚の色が帯び始めた。

妹の卑猥は行為を目の当たりにし、その驚きによって桃子の涙は止まっていた。さりとてその行為を止めることはできず、オナニーで喘ぐ妹の背中越しに、自身も吸い込まれるように卑猥な画面を覗き込んでいた。

もちろん、見ているだけではなかった。気兼ねのない桜の行為に触発され、桃子の手も自然と下着の中へと侵入していった。軽く曲げた指先が敏感な部位を捉えた。

「あっ…」

桃子はお預けになっていた快感を取り戻すために、指先をモソモソと動かし始めた。



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