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可憐な転校少女優衣
【ロリ 官能小説】

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意外な展開-1

【意外な展開】

保健室の乱交が終わり、教室に帰る途中の廊下。

「優衣ネエ、手つないで」

彩夏が胸を隠して歩いていた優衣の手を取って言った。

「きゃっ」

さらけ出された胸が反動でプルンと揺れて、優衣は小さく悲鳴をあげた。廊下を歩くクラスメートの中で、唯一優衣だけが全裸だった。何故なら、体育の授業以外の全裸の廊下移動は禁止されていて、プールで気を失ったままの優衣以外は、全員服を着ていたからだ。

やはり、一人だけ全裸の状態は恥ずかしかった。

国民的セックスグループ【OMK69】のセンターを目指す彩夏は、なにごとも積極的で、思い立つと直ぐに行動に移っていた。

彩夏の行為に驚いた優衣だったが、さっきまで、お互いの淫部を舐めあい、快感を分かち合った者同志だ。急速に打ち解けた優衣は、彩夏の手を恋人つなぎに変えて、ギュッと握り返した。

「あん」

それだけで彩夏の股間は熱くなった。

「ねえねえ、優衣ネエって、関西のどこから来たん?」

自分を受け入れてくれたことに、嬉しくなった彩夏がにっこりと笑って聞いてきた。

「神戸だよ。神戸の四宮」

優衣の答えに、彩夏の目が丸くなった。

「うそお!あたし五宮だよ!」

「ホンマ?」

校区は違うが五宮は隣町だ。その五宮には従姉がいるため、よく遊びにいっていた。遠く離れた転校先で、身近な地名が出てきたから優衣の目も丸くなった。

「五宮のどこらへん?」

「あたし、【おめこ堂書店】の裏のマンション」

優衣の問いに彩夏が答えた。

「へっ?」

突然出てきた卑猥な名称に優衣は戸惑った。そんな卑猥な名前の本屋は見たことも聞いたこともなかった。

「ほら、市役所通りの金のオメコのオブジェが飾ってる大きい本屋。エッチグッズも一杯置いてるやん」

確かに市役所通りに大型書店はある。しかし、そこは【俵屋堂書店】という名前で卑猥な名前ではない。また、飾ってあるのは金の俵のオブジェで、文具も多く取り揃えているが、アダルトグッズなどは置いていなかった。

「そこって、【俵屋堂書店】じゃなかった?」

「なにそれ?市役所の通りを海に向かって最初の信号の角の本屋やけど、そんな名前と違うよ」

「あたしが言うてるのも、その場所の本屋やけど…」

優衣もマンガ本や文具を買うために、よく行っていたので間違うはずはなかった。

「うふふ、おめこ堂って名前、間違うわけないやん。優衣ネエ、からかってるやろ」

わけがわからなかった。自分の記憶と違うことに、優衣は釈然としなかった。

そんな優衣の耳元に、艶っぽい喘ぎ声が聞こえてきた。優衣が声の聞こえる方に目を向けると、セックスフリーのピンクゾーンが目に入った。

ピンクゾーンでは、校長がさっきとは違う女子児童に被い重なり、腰を振っていた。

「うふふ、校長先生ったら、今日はやたらと張り切ってるね」

莉乃がお気に入りの校長の絶倫具合を見て、嬉しそうに言った。

「朝、校長室を出てから、ピンクゾーンにずっといるみたいね。職員朝礼のとき、『用が有ったらピンクゾーンに来るように』って言ってたから」

すっかり幼児性の抜けたミナミ先生が、手にしていた辞表と遺書を握り潰しながら応えた。

「そう言えば、今日、お母さんがピンクゾーンで校長先生とセックスするって張り切ってたよ」

PTAの役員の莉乃の母親は、時折学校に来ては校長と一戦交えていた。

「ピンクゾーン…」

優衣は、二人のやり取りを聞いて、プールに行く前に感じた違和感を思い出した。それと彩夏と交わした言葉が、頭の中でグルグルと駆け巡った。


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