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詩織の【バスの中なのに、脱がされて】
【女性向け 官能小説】

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車内で……-3

私の体はリズムに弱い。

指の刺激で、まず声が出て、濡れる。
声が大きいと、彼が私の口をおさえることもある。
そして、声を封じられると、濡れかたが尋常でなくなる。

ここはバス車内。すぐ前に運転士。
いくら感じても声が出せないし、濡れたショーツは脱げない。
その追い詰められた状況でさらに濡れる悪循環。


かといって、彼に責めを中止してくれとも言えない。
彼のリズムが心地よすぎた。

アルコールで麻痺した頭は、快感だけをむさぼり続けた。

結局。私の最終形態は、

全部の前ボタンをはずされたブラウス。器用に取り除かれたブラジャー。お尻が全開になるまで下げられたショーツ。

そんな、ある意味みっともない姿だった。

あと10分で、バスは高速を降りる……。

駅前ターミナルが終点。ノーブラでバスを降りるしかなかったが、酔っていたから平気だった。
ブラジャーは彼のバッグに入れた。出し入れが簡単だったというだけの理由で。

これから、私の部屋。
……愛撫の続きかな。

部屋に入ったとたん、オールヌードにされそうな予感。
――――――――――
(終わり)


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