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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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私だから伝えられるコト-2

特命捜査対策室にある自分の机に座る若菜。
「あー、やっぱ自分の机は落ち着くわぁ!」
そう言って上半身を倒し机に抱き着く若菜。部署には金田卓哉と中垣結衣がいた。若菜はふっと体を起こし金田に言った。
「あ、机になりたいって思った♪?」
はぁっ?と言うような表情を浮かべる。
「相変わらずですね…」
警視総監になったとは言え若菜は若菜だとすこし安心した。
「で、ヤッたの?ナカガッキーちゃんとは?」
「は、はいぃっ!?」
一体何を言い出すのかと唖然とする。結衣も同じような表情をしてこちらを見ていた。
「な、何を言い出すんですか!?」
「いやぁ、2人で協力しながら仕事してるうちにそうゆー関係になるのは良くある話だから。」
「べ、別に何もないですよっ!」
結衣が若干赤面しながら全否定する。
「なーんだ、つまんないの。」
「つまんないとかじゃなくて、変な事言わないで下さい!」
「相変わらず真面目ね、ナカガッキーちゃんは。」
「ふ、普通です!」
「普通でもいいからちゃんと恋はしなさいよ、恋は。」
「大きなお世話です!」
思い切り動揺しながらプイッと振り向き仕事を再開する。下世話な話をしながら2人の様子を見て体調は良さそうだなと感じた若菜はすぐに頭を切り替える。

「で、白川歩美の情報は集まったの?」
若菜の切り替えの早さを熟知している結衣はすぐにパソコンで捜査ファイルを開く。
「白川歩美が綺生堂に入社したのは約1年前。履歴書には出身は東京となってましたが実在しない住所でした。千城での住所も同じです。白川歩美を知る人物を探しましたが、近隣のスーパーなどお店の店員の話では、初めて見たのはやはり一年前ぐらいだとみんな証言してますので、やはり白川歩美真田竜彦になんらかの目的で接近する為にこの千城に来たものと思われます。白川歩美が上がり込んで真田竜彦のアパートを監視していた部屋の住人の清田龍平は約半年前から白川歩美が部屋を訪れるようになったと証言してます。真田竜彦の隣に住んでいる川田隆明からはやはり一年前ぐらいから真田の部屋を訪れるようになったと言ってます。それ以前はやはりこちらにはいなかったようです。」
「白川歩美の人物像は?」
「スーパーの店員などに聞いた所、丁寧で穏やかでおしとやかな女性だと言う評価で一致します。店員がミスしても決して怒らずいつもニコニコしていて優しい女性だと。あとは全員が美人だと。」
「そう。ナカガッキーとは大違いね…。」
「はっ!?」
捜査状況を難しそうな顔で聞いていたままでの信じられない言葉に、結衣は冗談なのか聞き間違いなのか分からなかったが、いい気分はしなかった。
「…ただし清田龍平と川田隆明の2人だけが彼女を淫乱な女だと評しています。清田龍平は誰とセックスしようが屁でもない女なんだろうと。初対面の時はいきなり訪れて来て部屋に上がり込み、10分後には体を許したと言ってます。隣人の川田の証言からも彼女になりすまし好きでもない男と平気でセックスできる女性だと思われます。」
「セックスに対して何の倫理観もないと言う事ね。」
「そう思われます。」
報告をしながらセックスと言う言葉を口にする時に若干恥じらいを見せる結衣を内心楽しんでいた若菜であった。


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