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没作品 硝子の心 処女作
【若奥さん 官能小説】

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36歳の婚活-1

小箱を開けることに少し躊躇ったが直人に負けるような気がして全てを開けて確かめたわたしは絶望の悲鳴を心の底から叫んでいた。

一つ目の箱は繊細な素材でオーダーメイドされたと分かる鮮やかな刺繍で施されたエレガントなランジェリーであり、二つ目の箱は何に使うのか分からない細いゴム製のベルトが丸められて収まり、最後の箱には札束のように横向きに帯がされた状態で隙間なく箱に詰められていた。

何かしら。

無防備に横向きの束を取り出して帯びを千切って見たわたしは心の底から襲いかかる絶望の叫びを止めることができなかった。

悲鳴と共にばら撒いたその代物は誰にも見せることができないわたしの恥ずかしい姿の数々だった。

部屋で独りで励む卑猥な行為を鮮明な粒度で撮られた写真や職場の椅子で組んだ脚の谷間を大胆に尺度を近づけて撮られた写真、綺麗に毛揃いを整えた股間に向き合って揺れる胸を真横から撮られた写真、休日に友達とランチをした後に便器に座って力んでるわたしを前面に写した写真。

1枚たりとも絶対に誰にも見せることは許されない姿が鮮明なカメラが完璧に撮らえていた。

「ふざけないでよ」

殴りかかるように直人に向かって走りだした時だった。

「はぁはぁはぁ」

突然映しだされた大型モニターは枕に顔を埋めて独りでお尻を突き出し奥の穴にバイブを挿入するわたしの映像が映しだされていた。

「はぁはぁはぁはぁはぁ」

高級な音響装置が重量感を伴って映像に映る全ての音を拾い臨場感ある動画として大型モニターに流されていた。

「はぁはぁはぁ。あぁぁあぁいいわ」

空間に顔を向けたわたしはお尻を震わせながらバイブの根元を指先で掴み速い速度で激しく挿入を繰り返していた。

「あぁぁ、いくわ。マジでいきそう」

音量を上げられた臨場感溢れる映像を前にわたしは本当に打ちのめされリビングに腰を抜かして唖然と見上げることしかできなかった。

「何がしたいの」

ソファーに姿を隠された直人は何も答えず映像の音だけがリビングに流れていた。

「いくわよ。いくわ。マジでイクっ」
「イクっ」

重量感あるわたしの声だけが答えていた。

「目的は何なの」

「イクっ。マジでイクっ」
「イクっ」

映像に流れるわたしの声だけがリビングで答えているようだった。

流れる映像は穴からバイブを抜き出し力尽きたように腕を投げだして布団に載せられたバイブの機械音だけがリビングに響いていた。

「目的は何なの」

「ゔぃんゔぃんゔぃんゔぃん」

お尻を突き出して腕を投げだしたままのわたしが淡々と映しだされていた

「ゔぃんゔぃんゔぃんゔぃん」

映像はお尻に尺度を近づけるように局部に迫り穴から零れる液体を前面に映してから角度を変えて広い肩幅を眺め回し首筋から尺度を戻すように後姿の全身を映し力尽きて折り曲げた足裏に尺度を近づけて足指のペディキュアを確かめるように映してから元の尺度に戻して全身を映しだしていた。

「何のためなの」

布団が擦れる音とバイブのダイヤルを回して止める鮮明な機械音を拾う音響装置だけがリビングに音を返してくれていた。

映像は機械を洗うために気だるそうに立ち上がるわたしの行動を粛々と映し、わたしは言葉なく大型モニターに流れ続ける映像を認めて問いかけることを諦めていた。

「そろそろ、もう一人がこの部屋に来ます」

憔悴しきったわたしに直人は姿を見せることなくようやく答えを返してくれたが、わたしは意味を理解することを諦めていた。

「最初から全ては決まってるんです」
「もうすぐここに到着します」

誰もいないわたしの部屋の隅々に向けて角度を変えては尺度を近づけ全てを確かめるように部屋の全てを大型モニターは映し続けていた。


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