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妖艶 海女菩薩
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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最終章 海女菩薩-29

何時がたって、

お良と長老蛸は何度も歓喜と甘美な性交で精も紺も果て、

快楽後の幸福に浸っていた。

お良はうつ伏せの状態でぐったりとしていた。

そして、女陰からは長老蛸の精液が膣から流れた。


長老蛸の触手肉棒は精をすべて出し尽くし終えて

満足気に横たわっていた。


夜が明け出す頃、

お良と長老蛸は悲鳴を聞き、

立ち上がり声が聞こえてくる方へ目を向けた。

宮殿の方角から騒がしい声や悲鳴が聞こえてくるではないか、

長老蛸は不審に思い座敷のほうへ戻った。



少し時が経ったから長老蛸は厳しい表情で

お良に近づき話し出した。


長老蛸(お良さん大変な事に成ったわい、

先ほど大蛸が知らせに来て宮殿に

河童達が襲い掛かっているとの事。

あいつ等はお良さんを

略奪に来て暴れ回り必死になって、

お良さんを捜しているとの知らせじゃ、

そして、運悪く太助が河童に捕まって

南の海岸へ連れて行かれたそうじゃ、)


お良(そんな! 長老さんお願い!

すぐに私を南の海岸に案内して

河童達から太助を救い出して!)


長老蛸(お良さん落ち着きなさい、

今あんたが太助に会いに行けば河童達の思う壺。

太助はお良さんを手に入れる為の餌なのじゃ、

奴等の罠じゃよ、算段が肝要じゃ。)


お良(如何すれば良いの?)


長老蛸(まずは、策略と準備と体力の回復、

そして機敏さじゃ、

お良さん今から渡す桃を食されよ、

この桃はのぅ、

お良さんの精力を直に回復できる果物じゃ、

滋養の養分が多く元気が出るのじゃ、)


お良はうなずき桃を食べ出した。

すると、

今までの性交で疲れた体力と精力が元に戻った。


お良(凄いわ!疲れが取れたわ、

これで太助を救いに行ける。)


長老蛸はお良に着物とふんどしを手渡した。


長老蛸(早く着物を着て南の海岸へ行きましょう。)
   


お良(少し待って、

身体に縛り付けられた荒縄が解けないわ。)


長老蛸も縄を解こうとしたが

しっかりと女体に縛り付けられている為に

思う様に解けない。


長老蛸(時がないのでこのまま行きましょう。

辛いと思うが我慢しなされ、さぁー早く!)


お良(そうね、早く太助を救わなければ、

この荒縄は我慢するわ、)


お良は身体に亀甲縛りで巻き付かれた荒縄を

隠すようにふんどしと着物を着て

長老蛸と共に南の海岸へ向ったのであった。



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