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妖艶 海女菩薩
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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最終章 海女菩薩-2

長老蛸   (そうじゃ、果実は熟して食するのが一番美味しいと申すのではないか、
お良が子供を生めばからだの毒素が抜け、40歳位になれば
脂の乗り切った豊潤な肉体に成り、わしらにとっては極上のご馳走に
なるのじゃ、おまえの女体を美味しく舐めて、しゃぶって、
気を昂ぶらせ、おまえを気持ち良くさせてから女陰を
犯す事がわしら艶蛸一族の願いなのだ。
辛かったがこの日の為に辛抱していたのじゃ、分かったか、
だから、これからお良は50年間わしらに犯され凌辱の日々を過すのじゃ、ただし50年経ってからお良が人間界に戻りたければ、
若さも美貌も衰えていない姿で人間界に戻す。
       また、お良がわしらに情けを掛け艶蛸一族の娼婦として共に過す
       決心をすれば、われらオス蛸108匹はお良を大切の女として一生
       面倒は見る、しかし、心配もある、それは神がひとつ用心しなければ
       ならないと言う注意のお告げがあった。)
       
 お良    (それは何よ、)

長老蛸 (それは、わしらだけがお良を狙っているのではないのじゃ、
     滑河童と言う妖怪共もお良の色っぽい女体を命がけで自分達のものに
      したがっているのじゃ、わしらよりやつらは殺気だっているのじゃよ、
      お良よ、まだ、わしらの物になったほうが甘美な性技でおまえの肉体に
気持ち好い快楽を味合わせいい声で鳴かせてあげるぞ、
覚悟を決めるのじゃ、)      

お良 (だまって聞いていたら、ずいぶん言いたい事を言ったね、
    私はね、蛸や河童の慰み者に成るぐらいなら、子供たちを
    連れて逃げるか、それとも舌噛み切って死ぬよ。
    丁度、ここに村長さんがいるよ、ねえ、村長さんあの妖怪蛸に
    人間様を舐めるなって言ってあげてよ。) 

村長  (すまん、お良 わしらを許してくれ、頼むから蛸共の慰み者となり
     この村と村民たちを救ってほしいのじゃ、後生だから我慢をしてくれ。)

と村長は涙ながらお良に頼み込んだ。それを聞いたお良は驚き村長に訳を尋ねた。

村長  (それはおまえが生まれて間もなく、わしの夢枕に妖怪蛸の親方が現れ
     語りだしたのじゃ、お良という娘がこの村で生まれたであろう、
     よいか、この娘はわしら艶蛸一族の大切な女に生る者、粗末にすれば
     この村に災いと殺戮を呼ぶぞ、と言う、
     そしてお良は隣村の庄助の嫁とするのだ。庄助はこれと言って取り柄がないが、
心優しく、精力も強く必ずお良を満足させて幸せにする事ができる男なのだ。そして庄助とお良の間には二人の子供が生まれ、夫婦仲良く睦まじく過し
夜の営みも庄助の性技でお良は情欲し易いからだになり、
淫乱の性格となる、それがわしらの願いじゃ、
そして、お良には可哀想だが、庄助はその後、流行り病でこの世を
去る運命なのだ。後家になったお良には男たちが群がりに来るが絶対に
性交させるな。もし、性交する様な事があれば、
お良の熟れた肉体から淫靡な甘い香りを発し出し。
それを嗅ぎ付けた河童たちがお良を略奪する為、
この村を滅ぼす事であろう、そしてお良が40歳を過ぎた時に
生贄としてわしら艶蛸一族に奉げるのじゃ、     
いいな 忘れるなよ この事を守ってくれればこの村の災いを防ぎ、
村人が裕福に生活できる様に幸のある海辺にする事を約束しよう。
その証拠として、明日に竜巻が起こし空から魚を降らせてみせる。
そして夢のお告げ通りに空から魚は降った。だから、わしも含め
村の男衆はお良のからだを抱きたい気持ちも抑え、夜這いも我慢したのだよ、 
そして、艶蛸の親方との約束を結んだ、
だから、今 お良が自害などすれば約束を破ったことになり、
この村は妖怪どもに滅ぼされてしまう、どうかお良、
お前の息子や村人を救うと思って艶蛸の言う事を聞いておくれ、)
と言って、村長はお良に土下座をして頼み込んだ。



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