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没作品 硝子の心 処女作
【若奥さん 官能小説】

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序章-1

わたしには言えないことがあります。

旦那の居ない昼間にソファーの真正面に立て掛けた鏡に備えて、新調した高級ランジェリーに着替え聡明色のキャミソールに袖を通し純白のドレススカートに太腿を納め憧れのホワイトパンプスの靴音を轟かせるように長廊下を歩きティーバックに挟まれたお尻を上下に揺らしながらリビングの扉をエレガントに開けてゆったりと上品に座り直して目の前の鏡が映しだす綺麗なわたしの姿に魅入ってしまうのです。

鏡に映るわたしの姿は上品そのもので綺麗に揃えられた脚線は美しくキャミソールから溢れた胸元は柔らかさを伝えるには十分でミニスカートの隙間から覗かせるランジェリーから大人の色気を期待通りに伝えてくれているのです。

美しさに見惚れてるわたしは「本当はいけないこと」だと分かってはいるのにミニスカートの太腿をだらしなく開いて刺繍が織り込まれたまっ更な純白のショーツをはっきりと鏡に映してしまうのです。

そんな姿は誰にも見せられないのですが窮屈に挟まれながら徐々に湿って透けていくその高級ランジェリーがいやらしくてゆっくりとパンプスの踵をソファーに載せて張り詰めた太腿を大胆に開脚してしまうのです。

本当は「だめなこと」と分かっているのにキャミソールに包まれた柔らかい谷間を押しだすために開脚した太腿の内側からパンプスの足首を確りと掴み窮屈に挟まれていた谷間が露わに見える姿にうっとり見惚れてしまうのです。

その姿を見つめながら硬く尖ってきた乳首を確かめたくなってしまいハイトップを腰元に落としてキャミソールに浮かび上がる乳首を見つめ、じっとりと湿っていた真っ白のショーツが透明に移り替わる様をいやらしく見つめてしまうのです。

身体を支えていたヒールがその重みに耐えられなく震え出し始めた頃、わたしはゆっくりと体制を崩して目の前の鏡に近づいて薄くなってしまった透明な処をはっきりと映して高揚を抑えることができなくなってしまうのです。

真近で映る透明のその処は薄っすらと黒い部分を透かし透明になってしまった濃い処の隙間から生温かいものが零れおちる状態になってしまい迫る欲情を抑えることができくなってしまうのです。


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