投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

人類ポニーガール化計画
【調教 官能小説】

人類ポニーガール化計画の最初へ 人類ポニーガール化計画 59 人類ポニーガール化計画 61 人類ポニーガール化計画の最後へ

第13話『開糞!なんでも鑑定団』-2

 ……。


 『開糞!なんでも鑑定団!』

 番組開始直後、赤字のテロップが流れる。 『生理的に不快な映像が含まれることを、予めご了承ください』、よっぽどのことが無い限り、流れることのないテロップだ。 ただ、タイトルからして、どんな映像か凡そ見当はつくだろう。

 オープニング。 画面に現れたのは、いきなり肛門のアップだ。 皺がヒクヒク蠢いたと思うと、次の瞬間ムリッと広がり、ムリムリッと排便する。 軟便、長便、コロコロ便……様々な便がひりだされる様子が次々映され、それぞれに対して『○』やら『✕』やらコメントがつく。 便から水分が抜け、しっかり固形を維持しているものが『○』。 一方、柔らかすぎたり、すぐに崩れたり、肌理(きめ)が荒いと『✕』になる。 キチンと燕麦やウマゴヤシを食べていれば、豊富な繊維質により緑がかってしなやかな便になるはずだ。 そうならないということは、つまり腸の具合が極めて悪いか、ちゃんと規定の雑穀を摂取していないかのどちらかになる。 映像は、全世帯の便座にセットされたCCカメラが撮影した直近の排泄映像ばかり。 これら映像にのうちで『✕』がついた便の排泄者から、この番組に出演する者が選ばれる。 

 なお、『残飯・未消化物リサイクル法』の施行に伴い、すべての便座にCCカメラが設置されていた。 既に排泄回数は2回と決められているが、加えて『排泄前にCCカメラを見ながら姓名、日付、その日の排便回数を申告』することが義務付けられている。 即ち、例えば朝一番にトイレにゆく習慣がある者は、排泄する前に便座を覗き、カメラに向かって自己紹介するわけだ。 『氏名、○○・○○、9月○日、本日排泄一度目です』という具合に映像を記録したあと、便座に跨りグイッと息む。 こうやって排泄する都度、自分の顔と名前に続く排泄風景を記録しなければならなくなった。 逆にいうと新法制定後は、肛門から糞塊をひり終えるところまで撮影して初めて、排泄行為と認められるわけだ。 

 と、現役最年少プロゴルファーのVTRが流れた。 ゴルフウェアに身を包み、広々したコースを前にしてスイングする様子、パットを決める様子、トロフィーを掲げて喜ぶ様子……ゴルフにとりくむ清々しい光景だ。 クラシカルなBGMに合わせてナレーションが入る。 『ナディア・リンゲルト、17歳。 たぐいまれな筋力と生まれ持った集中力で、次々とゴルフボールをホールに沈めてきました。 今日は、素質溢れる17歳が脱糞に支障を来している現状を憂慮し、番組内で分析、調査、鑑定することで解決に導きたいと思います』 ここで画面が一転し、更衣室が映る。 下着姿になった少女は、VTRの中で頬を赤らめ、恥じらっていたが、やがて下着をスルリと脱ぐ。 右手で股間を隠しながら後ろを向くと、グイッ、お尻を突きだした。 あられもなく晒された肛門にカメラが寄り、ぐにゅっ、レンズの先が肛門に押し入ったところでVTRは終了した。

『依頼人の登場です!』

 カーテンロールを潜って現れた少女。 誰もがしる有名スポーツ選手、ナディア・リンゲルト当人だ。 ナディアは明るい司会者と対照的に、湿った眼差しで俯いていた。 

『それではお宝をご覧ください〜』

 司会に促され、ナディアはステージ中央のガラス製テーブルに昇った。 既にスカートの下にパンツは履いておらず、ガラスの下にカメラが移動し、あからさまなオマンコと肛門をアップでとらえる。 ナディアはカメラから視線を逸らすも、股間を隠そうとはしない。 スカートを持ち上げながら、んっ……、小さく息む。 ムリムリ、ミチッ……長細い一本糞が、綺麗に磨かれたテーブルに乗った。 ヨタヨタとスカートの裾を摘まんで起きあがり、テーブルから下りるナディア。 ナディアと入れ替わりで、テーブルに鑑定人が集まってくる。 ついでにカメラもテーブルに寄り、ナディアが泄したばかりで湯気の立つ『落とし物』をモニター一杯に捉えてみせる。 鑑定人は眼鏡で『落とし物』を観察したり、爪楊枝で『落とし物』をほぐしたり、匂いを嗅いでみたり、糖度を計測してみたりと、とかく丁寧に鑑定だ。 

 ちゃららら〜ら〜、ちゃららら〜ら〜、ちゃらら、ちゃ〜ら〜ら〜ら〜ら〜〜……。

 会場に鑑定中のテーマソングが流れる。 自分の『落とし物』をじっくり観察される羞恥から、俯いたナディアは耳まで真っ赤に染まっていた。 そんなナディアを、カメラは『落とし物』と交互に映す。 時にスカートの中に潜り、出しきってスッキリしたばかりの肛門も撮影だ。 肛門には、ティッシュで周りを拭う余裕がなかったためか、茶色い残滓がチラホラこびりついていた。

 やがて鑑定士たちは席に戻り、しばらく相談してから、ナディアの『落とし物』に価格をつけた。

『オープン・ザ・プライス!』

 司会者が掛け声をかけると、ステージの電光掲示板に数字が点(とも)る。

『イチ、ジュウ、ヒャク、セン、マン……』

 機械音声が桁を読み上げ、チーン、数字はピタリ、『10000』だ。 

『おめでとうございます、1万ユーロがつきました! もっとも配給制になった今では、ユーロはただの紙切れに過ぎぎませんから、実質無価値には変わりませんが、それでも『1マン』は立派な数字ですよ。 では鑑定士のみなさん、金額の理由を説明してください』

 司会者に促され、古風な装いをした鑑定士筆頭がマイクを握る。 



人類ポニーガール化計画の最初へ 人類ポニーガール化計画 59 人類ポニーガール化計画 61 人類ポニーガール化計画の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前