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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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ひとりじゃない-3

吉川とさとみに捜査結果を大筋伝えた若菜。吉川は特に道路が様々な色で塗り潰された地図を見て驚きつつも感心した。
「凄いですね…。Nシステムをこんな風に使った人なんて今までにいないんじゃないですか?」
「まぁね。それに助かったのは割と最近になって新たにNシステムを設置した箇所が結構あった事なの。その設置場所は警察内にも明らかにされてなかったらしく、おそらくサーガが下調べをしたのはそれ以前だったんでしょうね。所々に対象車両がバッチリ映ってたからラッキーだったわ。それに今のNシステムは小型化されてて走りながら良く見てないと接近するまで分からない物が多いからね。」
「最近世界的なテロに早めの対策をした警察の迅速な対応のお陰ですね。」
「ええ。テロリストは逃さないわよ?ここでテロリストを抑えるかどうかで、日本からテロを排除できるかどうかがかかってるからね。絶対に捕まえるわ、サーガを。」
「所でサーガと敵対する存在の可能性は高そうですか?」
「分からない。白川歩美が鍵になるのは間違いない。彼女がサーガの味方なのか、敵なのか、下条高志の仲間なのか、それとも深野浄京の信奉者なのか、謎。もし私達がサーガを追い詰めてるとしたら、きっと白川歩美はサーガが警察に捕まる所をどこかで見ているはず。そんな気がする。」
神妙な顔つきでそう言った。

「ところで近藤さんはどこに?」
「それも分からない。でも私の勘では恐らく真田竜彦同様に白川歩美側に捕らえられたと思うのよね。」
「やはり白川歩美が鍵ですね。では早速俺達も朝霞市に入ります。」
「頼むわね。十分に気をつけて。」
「了解です。」
「2人はあくまで白川歩美を探してね?もしサーガらに出くわしても逮捕には動かないでね?その場合は速やかに連絡を入れてサーガを監視しつつも周りに白川歩美がいないかどうか良く確認する事。いいわね?」
「了解です。」
2人は面パトに乗り浅霞市に向かって行った。2人が乗る面パトを見つめながら若菜は呟いた。
「フフフ、いいコンビになって来たわね。あの2人、もうヤッちゃったのかな…♪」
後で問いただしてからかおうと思った。

「さて…、どう出るサーガ。サイレンの音に震えるあなたの姿が思い浮かぶわ…。」
サーガは絶対に浅霞にいる…そう確信していた。
そんな若菜に中居が声をかけた。
「総監、少し休め。」
「総監とか、止めて下さいよ〜」
その呼び名には慣れそうもない。
「今は捜査報告待ちだ。何かあったら呼ぶからそれまで寝てなさい。」
確かに一段落つき眠気が襲ってきた。ここはお言葉に甘えて仮眠をする事にした。若菜にしては珍しくオナニーする気も起きず、目を閉じるとすぐに眠りに落ちたのであった。



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