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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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ひとりじゃない-16

「さとみ、お願い、見せて!」
「え〜っ…」
恐る恐る目を開け吉川を見る。すると吉川の表情は実に生き生きしていた。その表情にさとみはどこか安心した。
(近藤さんの事件以来、こんな明るい顔をする吉川君は初めてよね。さっきまで幻覚に苦しんでいた吉川がこんなに生き生きしたんだもんね…。吉川君が普通に戻れるならそのぐらい…)
自分が少し恥ずかしい思いをすれば吉川の役に立てる…、そう感じたさとみは勇気を振り絞って言った。
「分かったよぅ…」
さとみはゆっくりと性器を隠していた手を退かした。
「ウホッ!」
満面の笑みを浮かべてさとみの性器を見つめる。
(や〜ん、無理ぃ!)
さとみは再び目を閉じ顔を背けた。
「ホント、超キレイ。20歳ぐらいの女のみたい。」
(あんまり使った事ないから当たり前じゃない…。ここ4、5年誰ともしてないし…。オナニーで少しいじるぐらいで…)
さとみはたまにオナニーする。しかしそれ程激しくオナニーはしない。乳首やクリトリスを撫でてエクスタシーを迎えるのがさとみのオナニースタイルだ。ごくまれに中に指を入れる時もあるが異物などを使う事はない。まぁそれを吉川に伝える気はないが…。さとみはひたすら恥辱に耐え忍んでいた。
「ビラビラとか超張りがあるし全然ヨレてないね。色もキレイ。まさにサーモンピンクだね。余計なとこに毛も生えてないし。」
「ば、バカじゃないのっ…もぅ…」
チラッと目を開けるが、吉川の顔を見ると恥ずかしくなりまたすぐに目を閉じた。
「穴、キッつかったもんなー。さっき超気持ち良かったし。」
学生時代の彼氏にも締まりがいいとは言われた事がある。締まりが良すぎてすぐにイッちゃうと良く言われた。確かに今みで2人と付き合った事はあるが、どちらも早く終わってしまっていた。そのせいかセックスでさとみはイッた事がない。現にさっきも吉川はすぐにイッてしまった。締まりがいい女と言うものが果たして世間ではどんな評価なのかさとみには分からなかった。
「あっ…!」
吉川が不意にそう声を出した。何事かと思うと、さとみは更に辱められる事になる。
「な、中からさっきの俺の精子が…」
「!?」
さとみの膣からドロッと白い液体…吉川の精子が出てきたのであった。
「え、エロっ…!」
「み、見ないでっ…!もうヤダァ!」
さとみは再び性器を手で隠した。
しかし何故か吉川が大人しくなった。そして急に真面目な顔になった。
「中に出しちゃって…マズかったよね…」
雰囲気に飲まれて中に出してしまった事に責任を感じた。しかしさとみはサラッと言った。
「大丈夫。始まる前に浴室でこんな事もかるかなって思ってピル飲んだから。私だって馬鹿じゃないよ。」
「ほ、ホント?」
「うん。」
安堵の顔をした吉川を見てさとみも笑ったが、笑みを浮かべながら心のなかで
(馬鹿なんだけどね…)
と思った。事実、避妊に対して何も対策などしていない。さとみは妊娠への不安はあったが、あの状態の吉川を救いたい一心で全く後先を考えていなかった。妊娠した時に考えよう…、さとみは、今は吉川の元気な姿が見れればそれでいい、そう思っていた。

それから再び抱き合った2人。2回戦は吉川が長持ちし、さとみにとってセックスでの初めてのエクスタシーを迎える事になる。その初めてのエクスタシーを迎えた膣の中で吉川の精子を再び迎え入れつしまったさとみであった。

昔ながらのホテルはさほど防音設備が施されている訳ではない。2人の愛し合う声は隣の部屋にも漏れている。隣部屋に宿泊しているのは若い女性であった。

「お盛んなカップルねぇ。こっちまで興奮しちゃうじゃない。」
壁に当てた集音聴診器で吉川らの部屋の声を盗み聞きしていた女性は言った。
「こんな緊迫した時にセックスなんてしてるから私を見つけられないのよ?フフ。でも2人の愛には私、応援するけどね。」
女性は聴診器を置きソファに座りタバコをふかしてから電話をかけた。

「サーガの隠れ場所の調べはつきました。間取りまで完璧です。」
電話の向こうの声はこう答えた。
「そう。じゃあ3時間後に実行できる?」
歩美はフッと笑い即答する。
「勿論。」
と。
「あとは計画通りに。例の5人の手配、宜しくです。」
「了解。」
そして電話を切った歩美はソファに座りタバコに火をつけて呟いた。
「レイパーとかは許さないし…」
と。


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