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美紀子
【熟女/人妻 官能小説】

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洗う-4

 ローションをタップリ掬って自分の身体に塗りまくった二人は、マットの上に立ち、向かい合わせになった。
「さぁ、この間に立つんだ」
 美紀子は二人の男の間に立ち、サンドイッチの状態にされていた。
 そして、ボブと剛は美紀子の腋の下で互いの手を組み、美紀子が逃げられないようにしている。
 背の高い二人に比べ、美紀子の背は二人の肩の高さまでしかなかった。美紀子の目の前にはボブの胸板が目に入っていた。
「ふふふ、これから奥さんの身体を洗ってやるぜ。
 どこまで、耐えられるかな」
「えっ?」
「逝っても止めないからな。
 さぁ、いくぜ」
「やぁ、なにするのぉ。……いやぁ」
 互いに腕を掴んだまま、剛とボブは身体を密着させてきた。
 突然、ボブはしゃがんだと思うとすぐに立ち上がった。そしてボブが立ち上がると、今度は剛がしゃがんだ。
 男は交互に膝を屈伸させて身体を上下に動かしはじめた。
 ボブの熱い胸で美紀子の乳房は押し潰されながら上下に擦られていく。必然的に乳首も満遍なく捏ねられていく。
 その快感たるや指の比ではなかった。
「あわわわっ……やぁだぁ……」
 そしてなによりも、二人のいきり立った屹立の動きに耐えられなくなった。
 正面のボブの屹立は上下運動するときに、美紀子の性器を激しくしゃくり上げ、なで下ろした。しゃくり上げるときは、亀頭が膣口から尿道口、そしてクリトリスと順に強く擦り上げた。そして、なで下ろすときは、屹立は反り返る間もなく、下向きのまま、突き刺さるようにクリトリスをこき下ろす。そして股間から離れたと同時に勢いよく跳ね上がり、美紀子の秘裂を存分に叩き上げ、またしゃくり上げたのだった。 
「お願い、もう止めてぇ……。いやぁ、変になっちゃう。
 ねぇ、……」
 一方、背中の剛の屹立も、蟻の門渡りから肛門にかけて擦り上げた。ただ何回かに一度はだらしなく開いている膣口に嵌まってしまい、美紀子の尻を上に突き上げた。その時は、屹立が抜けるときに蟻の門渡りを肛門まで切り裂くように亀頭が動いていく。それは、快感というより脳天にまで響く痛みを伴うのだった。
「やだぁ、痛い、痛い。……下ろしてぇ……。ああっ……」
 美紀子の哀願が絶え間なく続く。しかし、その哀願もしだいに喘ぎに変わっていった。
「奥さん、良い声で啼いてるじゃないか。
 さっきまでの、いやぁ、やめてぇ……は、もういいのかい?ええっ?」
「ああっ、もう……」
「なんだなんだ、身体が震えてるじゃねぇか。
 そろそろか?……もう、逝くんだろう?」
「ああっ、もうだめぇ……。
 逝っちゃいそう……」
「遠慮なく逝って良いんだぜ。奥さんの身体を清めてるんだから。
 それに、崩れ落ちそうなっても俺たちの腕で押さえているから……。
 さぁ、奥さん、今度は俺が前を洗う番だ」
「ええっ?……もう、無理ぃ……」
 美紀子の身体を反転させて、ボブと剛の動きが再開した。
 美紀子の哀願と思い切りの声が何度も交互に繰り返され、夜のとばりが降りた露天に響いていた。
 美紀子は、潮を滴らせながら数え切れないほどの絶頂の繰り返した。そのために、息絶え絶えになって、一人で立つことはもちろんのこと、しゃがむことすらできなくなった。エアマットの上で倒れてしまい、襲ってくる震えに耐えていた。美紀子は快感で意識がほとんど無くなっていた。

 美紀子の意識がはっきりしてきたのは、地下の風呂場の中だった。  
「意識のしっかりしない奥さんを布団の上で抱いても絵にならねぇから、まずは、この風呂場での撮っちゃうわよ。さぁ、奥さん。撮影はまだまだ始まったばかりよ。気合い入れてね。
 じゃぁ、剛ちゃん、ボブちゃん、いいかしら」
 イトウが話した。
 この風呂場には照明器具やパイプ製のエクササイズジムも洗い場の畳の上に置かれていた。
 六畳ほどの大きな浴槽があり、湯が満たされて湯気が立っている。
 洗い場も大きく、12畳ほどのプラスチック製の畳敷きであった。
「さぁ、奥さん。挿入の前に、もうひと働きしてもらうよ。そうしたら、思う存分挿れてあげるからね」

改めて服を着せられた美紀子は、ジムのパイプに頭の上で両手が固定されていた。
ただ、顔にはキラキラとした赤・青・黄・緑色などの模様がついたバタフライを模したアイマスクが着けられていた。上半身には真っ黒なブラジャーの上に薄地の白いブラウス、下半身にはやはり真っ黒なパンティに、膝下まである薄手の透けた白いスカート姿だった。上下とも下着の色や形がハッキリ透けて見える服装だった。
 美紀子の身体全体に身体の背後からと顔にライトがあてられていた。
 その眩しさのために目が開けられなかった。
 背後のライトは白いブラウスやスカートを透して美紀子の首から下のボディラインのシルエットが浮かび上がった。なんとも幻想的でもあった。




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