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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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美人アスリートレイプ-2

口を塞いでいたテープを剥がすサーガ。その瞬間、本村沙織の口から今まで封じ込まれていた不安に溢れる言葉が出た。
「何なんですか!?ここはどこですか!?あなた達は誰なんですか!?」
顔は恐怖で引きつっていた。沙織も先日の出来事は知っている。目の前にはテレビな映っていたサーガと言う覆面男がいる。自分がどんな目に遭おうとしているのか分かってはいるが、しかしどうして自分が狙われたのかが全く分からなかった。本当に自分があんな酷い目に遭おうとしているのか半信半疑ではあったが、しかし体は恐怖に包まれていた。

「罰だ、よ。分かりやすく言うとお仕置きだよ。」
「何のですか!?」
「サンパウロオリンピック女子バレー。優勝候補に挙げられながらの惨敗。日本のスポーツ界に泥を塗った罰だ。」
「わ、私達は一生懸命やった!毎日毎日厳しい練習に耐えて全力で戦ったのよ!プレーに手を抜いた訳じゃない!その結果期待を裏切ってしまって申し訳ないとは思う。でも罰を受けるとかそんな問題じゃないんじゃないですか!?」
必死でサーガに訴える沙織。誰が一番優勝を望んでいたか…。それは間違いなく沙織自身であった。この大会を持って引退する事を公言していた沙織は集大成としてサンパウロオリンピックで必ず優勝する為に全ての力を出し尽くしたのであった。しかし結果は優勝どころかメダルにさえ届かず、気丈に対応した取材の裏で、部屋に戻り号泣したのであった。この悔しさは誰にも負けないつもりであった。

そんな沙織を嘲笑うかのように言ったサーガ。
「そうか?お前、引退して結婚する予定だったよな?結婚で浮かれて頭がいっぱいでバレーに集中出来なかったんじゃないのか?」
ドキッとする沙織。しかしムキになって反論する。
「プレー中は集中してやってました!!」
サーガはそんな沙織を余裕の表情で見つめていた。
「どうだかな。これを見ろ。」
サーガに指示された覆面男がDVDを再生する。映像はサンパウロオリンピックの試合の様子であった。それを編集したもののようだ。流れる映像には事あるごとに観客席にいるであろうフィアンセに向かい手を振ったり投げキッスをしたり手でハートを形どって向けてみたり、そんな場面を集めた映像であった。
「こ、こんなの、都合良く編集しただけじゃない…」
浮かれている自分が晒され、沙織は歯切れが悪くなる。さらに追い討ちだ。
「これ、試合前日のモノだけどさぁ、お前、そのフィアンセと海岸で堂々とセックスしてたじゃないか。」
映像が切り替わり、人気のまばらになった夕方、岩場の陰で立ちバックでフィアンセに突かれ、喘いでいる沙織の姿が映し出された。
「なっ…!」
撮られていたとは思わなかった。誰が見ても自分と分かるぐらい鮮明な動画であった。沙織は叫んだ。
「止めて!ビデオを止めて!」
しかし止める訳がない。その映像を流しながらサーガは言った。
「大事な試合の前にフィアンセとセックス オン ザ ビーチか?とても全力で優勝目指したとは思えないがね。いや、お前だけじゃない。多くの選手がパートナーとセックスを楽しんでたよな?」
映像は他の選手の同じような光景が流れていた。
「とても全力を出し切ったようには見えないがな、お前ら。お前らは本気でオリンピックを戦ってはいなかった。日本国民に対する背信行為だ。よって女子バレーチームを代表してキャプテンであるお前、本村沙織に責任を取ってもらう。」
「そ、そんな…」
沙織は絶望の表情を浮かべていた。サーガの裏付けにより視聴者は女子バレーチームに裏切られた印象を植え付けられた。罰を受けても仕方ない…、少なからずそう思ってしまう国民が多かったのであった。またもサーガは世論を味方につけたのであった。


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