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人類ポニーガール化計画
【調教 官能小説】

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第4話『素人ドッキリマル秘報復』-6

 『び、Bさんは、き、キモくなんかないよ』

 ハッと顔をあげる女子B。 声の主は、自分が『キモい』『ウザい』と率先してバカにしていた男子――即ち今回の被害者男子(16)だった。 『はあ?』『何いってんの?』 男子に対して否定意見が並ぶ。 けれど男子は、続けて女子Bを庇うと、『女子Bにもいいところがあるし、そもそも人をキモいなんていっちゃいけない』というようなことを、どもりながら話した。 この2日間敵意ばかり浴びてきた女子Bにとり、初めて自分の側に立ってくれた意見。 女子Bの瞳に涙が溢れる。 その直後、委員長が男子に質問した。 『確かに人をキモいというのはどうかと思うけど、じゃあ、Bさんが君のことを散々キモいっていってたのは、あれはどうなの? 誰かをキモいっていったなら、それって自分がキモいって言われてもいいってことだよね?』 男子はしばらく考えてから『それでも、自分は実際にキモいからしょうがない。 誰かがキモがられてるのは見たくない』というようなことを、やっぱりたどたどしい口調で話した。 ちょうどチャイムが1限の終わりを告げる。 司会進行の委員長が『女子Bを今後どう扱うか。 ゴミとして扱うべきか、一応クラスメイトとして扱うべきか。 学級裁判は陪審制だから、結審は多数決で、終HRで決める。 それまでに各自の意見を決めておくように』と告げ、散会になった。 次は移動教室なので、みな授業準備をして教室を出てゆく。 後には女子Bと、そして男子生徒だけが取り残される。

 みんなの前に立たされていた女子Bが自席に戻る。 そこは、最後に女子Bを庇った男子生徒の隣でもある。 男子生徒は女子Bに、『キモくてごめんね。 僕がキモくなければ、君が僕をキモいなんて言わなくて済んだ』と、どもりながら謝った。 女子Bは、しばし自分に謝る男子をぼんやり眺めていたが、やがて涙をポロポロ零し、顔をクシャクシャにしてしゃくりあげる。 『あたしが最低だった、本当にごめんなさい、許してください』 泣きながら男子に謝った。 以前のヤンキー然とした態度ではなく、本気で自分が悪いと思っている者にしか見られない懸命さが、語気の端々に滲んでいて――……男子生徒はニンマリほくそ笑み、教室に設置されたCCカメラに向けて隠していた看板をかざす。 『ドッキリ大成功!』の文字は、女子Bに気づかれることなく、画面いっぱいにアップされた。



 被害者。 男性営業職(29)。
 依頼@:『営業課長の女史C(39)に『男のくせに使えない』『男のくせに情けない』等、不当に侮辱された』
 ドッキリ内容:『部長の仕事が悉く失敗し、たくさんの人から叱責される』

 朝。 朝礼前にコーヒーを飲んでいる女史Cの机を遠隔操作で揺らし、コーヒーを零させる。 慌ててハンカチで拭こうとするも、事前にハンカチもティッシュも隠してあるため、大事な書類を汚してしまった。 その場で営業部長が『女のくせに身だしなみのハンカチすらもっていないとは。 女のくせに有り得ない』と名指しで叱責。 簡易始末書を書かせる。 部長の要請で『女としての嗜みを怠り、申し訳ありませんでした』の一文を添える。 

 1枚目の始末書を書き終えた女史Cは、営業に向かう前に御手洗いに入った。 大小を済ませ、いざ出ようとするもトイレットペーパーが切れている。 予備のロールがあるはずの棚にも、生憎1つも残っていない。 言わずもがなだが、営業先のお得意を始め、全社員がドッキリに協力しており、トイレットペーパーがないのも仕掛けの一環だ。 女史Cは大きな声で『誰かトイレに来て』と呼ぶも、誰も来ない。 そうこうするうちに時間が過ぎ、営業先と打ち合わせの時間が迫ってくる。 女史Cはトイレのドアを叩いたり、下の隙間を覗いたりと無駄に足掻いたのち、パンツをズラしたまま股間を拭くことなく、トイレの個室を飛び出した。 すかさず隣の個室に入り、誰にも見られなかったことに胸をなでおろしつつ便座に座る。 すわ、とばかりトイレットペーパーをちぎろうとするも、ここもあるのは芯ばかりで、肝心の紙はどこにもない。 もう一度トイレから助けを呼ぶも誰も来ず、結局女史Cはトイレットペーパーの芯をちぎる。 芯でお尻を拭いてからダストボックスに捨てると、素知らぬ顔で営業に向かうべく個室を出た。 ここで入れ替わりに社長がトイレにやってくる。 会釈してすれちがう女史C。 社長は、女史Cが最初に入った個室のドアに手をかけた。 ドアを開けるなり社長が悲鳴をあげる。 便器の中には、先ほど女史Cが排泄した大小が、流されることなく畏まっていたからだ。 紙に気を取られる余り、水で流すことを忘れていた。 『女のくせに、トイレを流しもしないなんて』『女のくせに、一体何を食べたらこんなにクサいウンチがでるわけ』 激昂した社長に、女史Cは平謝りするしかない。 何事かと、三々五々同僚が様子を覗きにくる。 トイレでコメツキバッタのように頭をさげるだけでも恥ずかしいのに、周囲には自分の大便の香りが充満している。 お世辞にも芳しいとはいえない、宿便絡みの強烈な腐臭だ。 しかも個室のドアがいつの間にか開いていて、女史Cの軟便が外から丸見えになっている。 10分近く説教をされ、女史Cは本日2枚目の始末書を書くよう命令された。 社長の指示で、文末は『女としてあるまじき下品な行為を深く反省します』の一文で〆た。



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