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ママ友の家に招かれて
【同性愛♀ 官能小説】

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ドラッグストアの駐車場で-8


「こんなに可愛い亜美ちゃんが産まれたんでしょ?旦那さん、喜ばなかったの?」

「喜んだわよ。いろんな人から祝福もされたし。でも、主人の笑顔は出来すぎているのよ。心から喜んでいるわけじゃなくて、どこか演じているだけのような気がするの。そして、子育てはわたしに押し付けっぱなし。それで、自分は何やっているんだか…」

ここまで言うと瑠美子の表情が屈辱にゆがんだ。

「女がいると疑っているの。証拠はないし、相手が誰かも知らないけど。でも主人から女の影を感じるの。主人はとっても要領の良い人だから、絶対に尻尾を見せないけど…」

由香の経験と勘によれば、こういうケースではたいてい女がいる。
残念ながら瑠美子の予想は当たっているかもしれないと思った。
瑠美子の夫は何でもできる優秀な男なのだろう。
日本と海外を往復し華やかな世界に身を置く男だと聞いた。
子どもの病気や生活の現実に直面する家庭生活から興味を失った可能性は高かった。

「でも、亜美ちゃんの病気まで瑠美子さん一人で背負いこんでいたら、瑠美子さんの身体が持たないわよ」

由香はさらに瑠美子に寄り、そっと肩を抱いた。
上手にメイクしたファンデーションで今まで分からなかったが、近くで見ると瑠美子の顔には肌荒れが目立った。

「亜美の便秘なんだけど、わたしのせいよ。わたしの体質がうつっちゃったのよ…」

「瑠美子さんも便秘症なの?」

「そうなの。中学、高校の頃からかしら。たびたび便秘には泣かされてきたわ」

自嘲気味な笑みを浮かべてそう言った。

「亜美はまだこんなに小さいのに。便秘なんかで苦しんで…。由香さん、トイレで亜美が踏ん張っている姿を見るのがつらいの。踏ん張っても出ないから泣くのよ…」



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