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エロスの神に選ばれし少女〜桔梗
【ロリ 官能小説】

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桔梗のショー-2

 地下室では幸恵と桔梗が初めて顔を合わせていた。
「あなたが桔梗ちゃんね?」
「はい……どちら様ですか?」
「ごめんなさい、自己紹介が遅れたわ、私は幸恵、ショーのお手伝いをしてるの」
「よろしくお願いします」
「桔梗ちゃん、幸恵ちゃんはお手伝いだけじゃなくて何度か出演もしてるの」
「そうだったんですか、お仲間ですね」
「あのね……もしあんまり辛いようだったら里子さんにそう言ってね、後は私が引き受けてもいいから……」
「お気持ちは嬉しいんですけど、多分大丈夫だと思います」
「そう……でも、本当に無理だと思ったら言ってね」
「はい、心配していただいてありがとうございます」
「衣装を用意してあるの、カーテンの陰に掛けてあるわ」
「はい」
 その後姿を見送って、幸恵は里子に言う。
「本当に小さくて幼い……里子さん、くれぐれも……」
「わかってるわ……多分、私もいつもの調子では責められないと思う……」
「それにあんなに礼儀正しくてしっかりしてて……」
「そうなのよ、とってもいい娘なのよね……」
「本当にこのショーをやっていいんでしょうか……」
「門村さんはすごいショーになるはずだって言ってたけどねぇ……」


「ゲストは揃った、里子、始めてくれ」
いつもの様に大沢の声でショーが始まる。
 今日は夫婦者には声をかけていない、女性が見たらあまりに残酷と思うだろうし、桔梗を女性に責めさせたくもない、ごく馴染みの深い比較的年配のゲストが四名だけだ。
 カーテンの蔭からいつものボンテージの里子が出てくる。
 井上に伴われ、白いワンピースを着て出て来た桔梗を一目見て、ゲストがざわめく。
「大沢さん、十三歳と聞いて驚きましたが、本当はもっと小さいんじゃ……」
「いや、確かに十三じゃよ、中学校に通っとるんだから間違いない」
「井上君と比べると鳩尾くらいまでしかない……」
「ああ、体重は1/3だそうだ」
「まさか処女じゃないんでしょう?」
「ああ、あれでも経験はそこらの熟女顔負けだ、SM調教まで受けとる」
「まさか……本当ですか?」
「ああ、不幸な生い立ちだがな……五歳からセックス産業の中で生きて来とるんだよ」
「大沢さん、同情的ですね」
「実を言えば少し後悔しとる……あの娘と飯を食いながら話す機会を持ってな、飲んだくれで娘を食い物にして来たろくでなしの父親に育てられとる、それなのに実にいい娘なんだよ……美喜子なんぞ爪の垢でも飲ませたいくらいだ……」
 まずは井上が責め台に腰掛け、桔梗を膝に乗せてワンピースをまくると純白のパンティが現れ、それをずり下げると無毛の綺麗な筋が現れる。
 ゲストも一瞬息を呑む。
 井上が桔梗の尻を遠慮がちに平手で打ち始める。
 パシ。
「あ……」
 桔梗は一声上げただけ……井上はおやっという表情を浮かべ、スパンキングを続ける。
 パシッ……パシッ……パシッ……。
「ああ…………」
 幼い声……だが紛れもなく喘ぎ声だ、井上のスパンキングにも熱が入り始めるが、ふと手を止める。
「この娘は……」
 井上が里子に視線を送る。
「ええ……気付いてるわ」
 里子が桔梗の割れ目に指を這わす……。
「濡れてる……それもたっぷりと……」
 ゲストの間にもざわめきが流れる。
「あなた……本当に感じてるのね……」
「……はい……」
「痛くないの?」
「痛いです……でも大きな掌で叩かれると……体が熱くなってくるんです」
「ムチも受けてきたと言ってたけど……本当に感じるのね?」
「はい……」
 里子の目が輝き始める、しかしいつもの、獲物を追い詰めて愉しむような目ではなく、純粋に興味を掻き立てられている目の輝きだ……。
「井上君、彼女を降ろして」
 責め台の前に立った桔梗のワンピースの肩ヒモを外す。
 ストンとワンピースが落ち、桔梗の裸身が露わになる。
 まだほんの微かなふくらみでしかない胸、乳首もまだ小さく、綺麗なピンク色を見せている。
 尻もまだまだ未発達、腰のくびれもほとんどない……中性的な体つきと言えば言えないこともないが、男の子とは明らかに違う丸みを帯び始めた躰は僅かにほころび始めた蕾のようだ。
 性器もまだ『割れ目』と呼ぶ方が正確だ、大人に比べて明らかに前付きなのも少女らしい……。
 だが、その割れ目から愛液が一筋、腿に流れている、躰は少女そのものだが尻へのスパンキングだけで紛れもなく感じていたのが誰の目にも分る。
「井上君……台を片付けてくれる?」
 里子はそう言うと桔梗を後ろ手に縛り始める……里子と並んでも桔梗は肩までもない、体重だって里子の半分ほど……そんな躰でも胸縄をかけられると頬を紅潮させる。
「……ああ……」
「縄をかけられただけでも感じるのね?」
「はい……」
「……いよいよ本物だわ……あなた、小さいけれど本物よ……手加減なしで責めさせてもらうわ」
「はい……ありがとうございます」
「井上君、バラムチを」
 ムチを手渡す井上にももう戸惑いはない。
 ピシィッ!
「あうっ……」
 容赦のない、スナップを効かせた打ち方……しかし桔梗が上げる声は悲鳴ではない、甘く、淫らな響きを伴う喘ぎ声だ。
 ピシィッ!ピシィッ!ピシィッ!
「ああああああ!……あああ……ああああああああっ!……」

 客席も息を呑んで見つめている。
「大沢さん……」
「ああ……」
「あの娘、ムチで感じてますね……」
「そうじゃな……わしも驚いとるよ……」
「これは……本物中の本物だな……」


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