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恋のMEMORY
【少年/少女 恋愛小説】

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無謀な決断-7

それから私と彼はオムツやベビー服や哺乳瓶が売っている店へ下校後早速行き、別に買う訳ではないが下見として色々見ることに…。

「うわぁーこれ可愛い!あっこれもいいなぁ!」
「へぇー今時こんなものも売ってるんだ…。」

明るく幸せな未来を思い描き私たちはいずれ買うであろう物を色々と目にし。

「楽しいね!こういうの見るのって。」
「うん!旅行前の支度とはまた別だね。」

周りには当然ベビーカーをひいた母親や私達のように期待に胸膨らます若い夫婦などが商品を手にとったりしていた。

「全く、人生って本当に分かんないね、君と偶然の再開したり君と交際出来たかと思えば
妊娠して出産まじかとなるなんて。」
「ふふ。これからもっと賑やかになるね我が家は。」
「そうだね。」

そうなると決める事や疑問も色々と出てきて。

「どっちだろうね、男の子かな、それとも女の子かな?」
「若葉ちゃん気が早いね、君似で小さくて可愛い娘何ていいかも。」
「それか風馬君似で穏やかで優しい息子とか。」

出産前によくあるトーク、でも現実的な話も。

「実際生まれたとして、どっちに置くの赤ちゃん…、母親である君の家か、父親である僕の家か。」
「やっぱ私の家かな、ふふ、そしたら赤ん坊目当てにお客が一杯くるかもね。」

それをイメージしたらますます気分が楽しくなってきた。


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