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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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レイプ天国-7

一方別なチームでレイプ犯狩を行うマギーは経験不足げモロに出てしまう。若菜のような余裕も落ち着きもなく、どちらかと言えばマギーの方が不審に感じてしまうほどであった。襲われそうになるといきなり警察手帳を出したり拳銃を出したり見張りをしている刑事はハラハラして仕方がなかった。しかし若菜なような挑発を行う必要は全くなく、護身術は優れておりマギーが犯人を地面に倒した所で見張りの刑事が取り押さえた。他のチームも次々と暴徒化した悪魂の逮捕に成功し、その映像は早朝に持ち帰られすぐさま編集を施し各テレビ局に渡し協力を求めた。

早朝のニュースは昨日のサーガの事件に時間を費やす番組が多かった。まずは各地で頻発したレイプ事件について大きく報道された。警察による犯罪抑止の為の映像が各テレビ局に届いたのは朝の9時過ぎの頃であった。それまてまはレイプ天国と化した現状を伝えるだけであったが、犯罪抑止ビデオが流されると警察により逮捕されるレイプ犯の姿が大きく報道され、サーガの放送で触発されただけの男達は、やはり犯罪を犯せば捕まるリスクは高いと感じ安易にレイプに走る愚行を捨てる者も大勢いた。現にサーガの放送がなされた当日のレイプ犯罪件数は過去に類を見ない程の発生件数であったが、警察による犯罪抑止ビデオが流された2日目は一気に10分の1にまで減ったのであった。

そのビデオの中でもやはり若菜の勇姿は群を抜いており常識的な人間からは賞賛され、またヒーローとして印象づけられた。もともと有名な若菜である。ネット上ではやはり若菜を賞賛する声で溢れ返った。

「もうこっちのやり方は広まってしまったから狩はあまり効果はないわね。今日からはパトロールを重点的に行います。」
きっと街を歩けば若菜だと気付く人間は多いだろうし、意義ある捜査にはならないと判断した若菜。犯罪をすれば警察に捕まるんだと印象づける事に成功した今、わざと警察をアピールして街を巡回させるだけで十分だと踏んだ。日本全国の男性刑事は深夜までパトロールを続けた。

ちょこちょこ仮眠を取るマギーに対して若菜はもう丸3日は寝ている気配がなかった。刑事らが心配するが、当の若菜は眠気よりも化粧の方ばかりを心配していたりした。
「もう!若い時は化粧なんかしなくても全然イケたのに、さすがにこの歳になると…。歳には勝てないわね…」
そう落ち込む若菜だが、他人からすれば全く衰えも化粧のノリの悪さも感じられなかった。むしろ少し汗ばんだり疲労が見えた方が何か見ているものをドキッとするものを感じさせる。それはフェロモンだろう。若菜からは今、女として最高のフェロモンを大量に放出させている年頃であった。それはもしかして刑事として一生懸命に働いている充実感から出るものなのかも知れない。性欲には満たされていないが刑事としては充実感を感じている若菜は物凄く輝いているのであった。


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