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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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レイプ天国-4

「くそ!日本全国の警察にレイプ被害の電話が鳴りっぱなしだ!!」
夕方からかかり始めたレイプ被害の電話は夜になるにつれ増加し、深夜にはひっきりなしにかかってくる有様だ。若菜の勘は当たった。サーガの模倣犯が大勢現れたのであった。

警察もそれを見越して女性の深夜…いや夕方以降の外出は控えるよう各所に通達した。しかしそう急には帰宅し閉じこもる事など出来る訳がなかった。閉じこもったにしても侵入され犯されたと言う被害者も出る始末。為すすべない状況であった。

警視庁に来て待機していた若菜は痺れを切らして立ち上がる。
「しょうがない。狩に出るしかないわね。」
「狩と申しますと…?」
中年の刑事が聞いた。
「レイパー狩よ。レイパー達を逮捕する瞬間の映像を録り、その度にすぐさま放送するの。テレビは今ジャックされてないでしょ?犯罪起こせば必ず捕まるという意識をサーガに麻痺されたクソ野郎どもに見せつけ犯罪を抑制させるのよ!テレビを見て影響受けた人らはまた、テレビを見て考えを直すってもんよ。出動出来る人は出来るだけ出動するわよ?1チーム5人で組んで片っ端から捕まえるわ!これだけ多発しるんだわ。そこら歩けばレイプ犯罪に行き当たるはず。テレビ局と連携して犯罪抑制につなげるのよ。準備して!」
「り、了解です!」
刑事は慌てて人を集めた。最終的に10チーム出来た。これが成功すればすぐさま全国の署に連絡してレイパー狩を遂行させるつもりだ。今がマックスではない。このままなら明日は更にレイプ犯罪は増えるだろう。サーガの後も追わなければならないが、今はサーガの模倣犯を減らす事が先と読んだ若菜はストッキングを脱ぎ捨てハイヒールを履き、胸元をはだけ谷間を見せわざと男を挑発するような姿で狩に出て行った。まるでどうぞ襲って下さいと言わんばかりだ。若菜には身体能力的に余程の自信があるのだろう、でも自分には無理だとマギーは思った。
「マギー、あんたとは今回別チームになるわ。私に頼らず自分の力でレイプ犯を捕まえてみなさい。」
「えっ…?む、無理ですよ…!それに上原さんみたいに大胆なカッコする勇気ないし…」
「大丈夫よ。あんたいい女だから狙ってくるわよ。それにあんたは武術が得意でしょ?その武術も実践で鍛えないと役に立たないからね。稽古と現場は違うからね。杉田さん、マギーをよろしく。」
「了解!」
ガタイの良い杉田健二という刑事のチームにマギーを預けた若菜。若菜のチームは若菜以外の男4人。街を歩く若菜を4人で散って尾行して犯人が現れるのを待つ作戦だ。若菜にもしもの事があったら警察全体に多大な影響が出る為、4人の刑事は気を引き締めて若菜とともに街へと向かって行った。


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