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美紀子
【熟女/人妻 官能小説】

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現れ-1

 すかさず、美紀子に飛びかかった。
 美紀子は頭をかなり強く打ったようで、まだ朦朧としている。
 武史は、蠢く美紀子の濃紺のスカートを、足下へ力一杯引き抜いた。
「あっ、やだっ……」
 フックがはじけ飛んだ。
 眩しいほどの白い両脚が現れた。
 意識が朦朧としていても、防衛本能からか、両脚を曲げて無意識に寄せている。太腿の合わせ目からチロッと黒い翳りが見えた。
「ううっ」
 ずり上がったポロシャツから、かわいらしい臍が覗いている。
「すげぇ……」
 思わず武史が呟いた。
 美紀子は緩慢な動作で両手で股間を押さえて、バタバタさせている。
「いやぁ……やめてぇ」
 続けて、ずり上がったポロシャツの裾をめくり、頭の方に引き上げた。押さえていた両手も上に挙がり、袖で引っかかっている。顔も隠れている。
 その位置でポロシャツの裾を結んだ。
 両手が頭の上で自由を失った。眼もシャツのために、ほとんど明暗しかわからなくなった。
 布地の中で顔をゆっくりと左右に振って、イヤイヤしているのがわかる。
 次いで、ずれたブラジャーも引き上げた。
 すると、小振りだが、綺麗なお椀型のオッパイが完全に見えた。小柄な身体付きに似合わず大きなくすんだ赤茶色の強い乳輪と赤褐色の乳首が見えた。
 ポロシャツで顔から上が隠れた裸の美紀子が、武史の目の前に寝ていた。

 美紀子が身体を捩るので完全に両乳房の全容が現れた。
 武史は、美紀子に抱きついて、改めて両手で乳房を握りしめ、目と手から美紀子を確かめた。
(想像してたより大きいオッパイだ。それにしても、この乳輪……なんて理想的な乳輪なんだ。乳首との大きさのバランスがとても良い)
 自分が想像で作製したヌード写真が頭の中をよぎった。
 武史の考えていた乳輪は色合い以外はほぼ同じだった。直径4センチの乳輪の中に硬く膨らんだ乳首があった。
「ああぁぁっ……いいっ」
 手のひらで尖り出た乳首の頂点を撫で回すと美紀子が呻いた。
(なんて良い声で啼くんだろう。……乳首の先もなんて良い感触なんだ。……後で思いっきり吸い出してやろう)
(それにしても、こんな素敵な奥さんを一人にしておくなんて。……ほんとうにもったいない)
 武史は、ゴクッと唾を飲んだ。
(さぁ、いよいよだぞ)
 両足首に手をかけた。
 股間を正面から見据えた。
 翳りの量は少なく、武史の想像していたものより薄かった。
 武史はゆっくりと左右に割り開いていった。
 糸巻き杉のようなくるくるっとした細く柔らかい陰毛が現れた。
 年相応に脂肪が付いて、ゆるやかなカーブを描いている下腹部が、淫猥な色気を放っている。その膨らんだ下腹部には数本の妊娠線の名残が見える。
 左手で脚を押さえたまま、股間に右手を伸ばした。
 そのため、掴まれたままの右足がだらしなく伸びたまま、左足がくの字になって外に倒れた。
 陰毛を下から上へ撫でてやる。サワサワとした感触が新鮮だった。
(柔らかい。……あとでこの中に顔を埋めるんだ。待ってろよ)
「やめてぇ、……触らないでぇ。……お願いよぉ」
 脚が拡がっていくと、その合間には、楕円形の大きく色づいた土手が現れ、その中心に黒い陰毛の間から丸まった茶褐色の陰唇が見えた。陰唇は立ち上がっていて、蜜を湛えて光っている。
(すげぇ……ベチョベチョだ。……人妻って、こんなに濡れるものなのか)
 濡れているというより、蜜液の溜まりになっていた。
 すでに陰唇の外にまで溢れ出ていて、糸を引いて尻の方にまで垂れていた。
「やったぁ」
 思わずつぶやいた。
 武史にとっては夢にまでみた美紀子を裸だった。それも見たかった部分が全て目の前にあった。触ることも、舐めることも、匂いを嗅ぐことも出来た。
 挿れてみたい衝動を抑える自信がなかった。
 寝ていても小振りだが崩れていない胸。そして、ほどよい大きさの乳輪と、その真ん中で勃起している乳首。薄い翳りの中にひっそりたたずむ陰唇。男を受け入れるために溢れ出ている蜜液。包皮の下で慎ましやかに膨らんでいる女の尖り。産毛に近い柔らかな毛に囲まれた菊の花のような肛門。
 その、どれもこれもが武史のものだった。

 まず、紙袋からコンデジを取り出し、写真に撮った。
 震える手で何枚も撮った。
 陰唇を拡げ、内側も写した。
 包皮に隠れていて、女の尖りは全く見えなかった。これは少し期待はずれだった。
 武史はズボンのベルトを外し、美紀子の上に伸びた両手をポロシャツの上からベルトでくくった。
 次いでポロシャツの襟を破いて隠れていた顔を晒した。
「やめてぇ」
 その姿勢で再び写真を何枚も撮った。
 武史は陰唇に右手のひらを伸ばした。
 手のひらの中央に冷たい小陰唇が縦に触れた。
 手のひらで左右に擦った。やがて陰唇がくつろぎ、手のひら全体に蜜液が拡がった。
 武史はかまわず擦り続けた。ニチャニチャという淫猥な音が部屋に響く。
 やがて手のひらに硬くなり始めた女の尖りが硬くなり、顔を出して触れるようになってきた。
(やっぱり感じてるんだ)
 擦るのを止め、手のひらを見るとべっとりと蜜液が付いていた。半透明で指と指の間に糸を引いていた。
 排卵期を示している。
(間違いない……受胎期だ)
 手をどけると目の前に茶褐色に縁取られた小陰唇が硬く立ち上がって、溢れ出ないように蜜液をたたえていた。その内側にはピンク色の秘肉が口をそっと開いて男を待っていた。


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