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夜這い
【熟女/人妻 官能小説】

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夜這い-4

4.
 美佐子は、いつも通りキッチンを片付けて、夫がベッドルームに引き込むと、風呂場に入った。
 極く普通に結婚をして、特に夫婦生活など考えることも無く夫に求められるままにそこそこに悦びを得てきた。
 自分の裸身などを気を止めてみることも無かったが、ソーシャルワーカーの谷口が夜這いに来ることになって、自分よりはかなり若そうに見える谷口の視線を思うと、己が裸身を改めて見つめてしまった。
 (あら嫌だ、お腹の皮がこんなに弛んで・・・)
 二重三重に折れ目の入った腹部、乳房は垂れ下がり、腰周りも柳腰とは程遠い。
 今更悔いてみても仕方がない、せめて綺麗にして迎えよう、・・・ボデーショップから買ってきたハーブ入りの石鹸をタオルに塗りつけて、両腕、首周り、胸・・・両腿、とりわけ股間の深みに泡を塗りこんで万全を期した。
 「ふうぅ」
泡を流しながら指を花びらに這わせると、子宮が疼いた。


 約束の12時に、人影がベッドの脇に立った。
 夫は今まで通り2階に、美佐子は1階のキッチンの隣にベッドルームを移していた。
 谷口の来る時間を見計らって、勝手口のロックは外しておいた。

「谷口さん?」
「はい」

 美佐子は上掛けを開いて、谷口を迎えた。
 谷口は、ズボンを脱いで入ってきた。
 美佐子は、寝巻き浴衣の裾を開いた。

「あのぅ〜奥さん、白状しますけど、僕初めてなんです」
「えっ、初めてって、ガールフレンドとかいないの?」
「僕の給料だと、結婚どころかデートもまともに出来ないです」
「まあ・・・」
美佐子は絶句した。

「私は構わないけれど、というより、童貞の方なんてとても興味があるわ」
「仕事上、色々分かったようなこと言ってますけど、学校で習ったことを参考にしているだけで・・」
「初物は寿命が延びるそうよ、あらぁ〜、ごめんなさい」
「いえ、奥さんは綺麗だから、何時までも若くしていてください」

「あのぅ、コンドームを持ってきたんですけど?僕は病気の心配は無いけれど、赤ちゃんが出来たらいけないと思って・・・」
「有難う、今日は安全日だから、貴男がよければ無しでもいいのよ」

 谷口が顔を近づけて、おずおずと唇を合わせて来た。
 美佐子は舌を差し込んだ。

 谷口が浴衣の裾を割って、手を差し込んで来た。
 ひんやりとした指先が、股間を探っている。

 昇が生まれて始めて触れる女の内股。しっとりと指に優しい。付け根に近づくにつれ熱気と湿りが増していく。




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