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観客実演型秘宝館(強制参加させられた女たち)
【フェチ/マニア 官能小説】

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また丸出しにされる女性客の股間……そしてゲームが始まる……-1

 秘宝館のエッチな館内ツアーは、いよいよ最終章へ向かっていた。
 男性客の石田は、両手両足を椅子に固定されたまま、女性客の文華の裸の股間に倒れ、そのまま文華の秘部を舐め回している。

 文華の大切な女性器は、皆に見られる前に石田が倒れかかったため、幸いにもまだ誰にも見られていない。
 倒れかかった自分の身体を顔面で支えながらクンニしている石田にも、文華の性器は見えていない。

 そして、館長のヴァギ奈は、この部屋の空気が「エロ」くなってきていることを感じていた。

 この場にいる客の全員が、この異様な状況を受け入れつつあるのだ。

 軽い下ネタから始まり、着衣バイブ、下着バイブ、そして秘部露出、クリトリス責めと、段階を追うごとに、観客たちの感覚は麻痺し、夢と現実の区別がつかなくなっているのだった。

(私たちは、感じてもいいの?)

 女性客たちは、そう思っていた。

(もしかして、セックスできるかも!)

 男性客たちは、そう考えていた。

「もうっ、石田ぁ、ダメよぉ、勝手に文華さんのお○んこを舐め舐めしちゃぁ」

 そう言うと、ヴァギ奈は巨漢の弟たち、タクとカブが石田の身体を持ち上げようとする。

「いい? 文華さん、石田をこれからどかすわ。そうしたら、いよいよご開帳よ……」

「いやぁっ、いやぁぁぁ……」

 小さな声で文華が嫌がるが、もちろんヴァギ奈は聞く耳を持たない。

「さぁ、タク、カブ、お願い……」

「あぁ……、あぁぁぁぁ……」

 文華は諦めと絶望だ。
 誰にも見られたくない四十七歳の熟れた果実が、今、客たちの前に晒されようとしている。
 文華は自分の性器がどのようになっているのか分からない。
 もう何年も自分のものをよく見たことは無い。

 美熟女として、その美貌とスタイルのため、男には困らない。
 たまにはセックスもするが、灯りは消してもらう。
 もう若くはない……、それは自分で分かっている。

 二十代の三夏の性器に比べられると、自分のものはきっと熟している。
 それが文華には恥ずかしい。

 タクとカブは石田が座る椅子の両脚を持ち、「せーのぉ」と声を掛けて持ち上げた。

「キャッ」

 文華は小さく悲鳴を上げる。
 まだ、二人のお男たちの影で文華の秘部は隠されている。


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