絢子のショー-3
「うあああ……ああ……ぁぁ……」
遂に絢子の目が裏返り、井上が手を離すとがっくりとうなだれる。
「支えてて」
里子の指示で井上が絢子を抱え、里子がフックから縄を外す……絢子は井上の腕にもたれかかり、ゆっくりと床の上に横たえられる。
「どなたか起してやって下さいな」
里子がゲストに語りかける。
「どうやって？」
「挿入して、ですわ、水を掛けても目を覚ますでしょうけど、それじゃつまらないでしょう？」
誰も手を上げない……。
「大沢さんは？」
「行きたい所だが、まだ無理のようだ」
「それなら井上君にさせますが、それでも？」
大沢が頷く。
「井上君、お願い」
里子に促され、井上がトレーニングパンツを脱ぐ……。
「きゃっ」
唯一の女性……50絡みだが、まだまだ色気たっぷりの女性が短い悲鳴を上げる。
彼女をそれほどまでに驚かせたのは、井上の股間にそそり立つイチモツ。
「でかいな……」
ゲストの一人から漏れた言葉に里子が応える。
「直径6センチ、長さ20センチ、測ったことがありましてよ」
「里子はそれでされたことがあるのか？」
「いいえ、私は生粋のサディスト、男性に対しても女性に対しても」
そんなやり取りの間に、井上は絢子のショーツを取り去り、両脚を抱えた。
「行きますよ」
「思い切って行っちゃって」
井上がぐっと腰を入れた。
「ぐああああ……ああああああ……ああああああああああああ」
絢子が息を吹き返す。
「うわああああ……なんなの！……えっ？……うそ……」
自分に挿入されたモノがペニスと分り、絢子は目を丸くする。
「こんなのって……ぐあっ！……」
井上がさらに腰を入れて深く挿入すると井上に抱えられた絢子の脚がピンと伸び切る。
「ぐあああああああああああ……」
「その辺でいいわ、まだ先があるの、出すのは我慢して頂戴」
里子が言うと、井上は頷き、腰を引いてトレーニングパンツを引き上げた。
「うわ……うわ……」
絢子はまだ巨根をいきなり挿入された衝撃から立ち直っていない、今はまだ驚愕の表情が張り付いている。
「井上君、ギロチン台をここへ運んで……そう、ゲストに横向きがいいわ、表情も楽しめる様にね」
ギロチン台と聞いて絢子は半分身を起し、台が運ばれるのを目で追っている……井上が手枷と首輪を開くと、ようやくその使い方を理解したようだ。
「……嫌……」
ポツリと漏らしたその言葉を里子は聞き逃さず、ニヤリと冷酷な笑みを浮かべる。
「生贄に拒否権はないのよ、さあ、立ち上がってここに手首と頭を突っ込みなさい」
「……嫌……怖い……」
里子が一本ムチを拾い上げ、ピシッと床を打つと、絢子は座ったまま後ずさりを始める。
「……嫌ぁぁぁ……」
「聞きわけがないわね」
里子のムチが今度は足の甲を捉えると、絢子は足を抱えて床を転げまわる。
「さっさと立ち上がらないとお尻に当てるわよ」
絢子はのろのろと起き上がり、ギロチンに頭を入れようとしたが、躊躇する。
「これに固定されたら、それでお尻をぶつの？」
「打たないわ、でもさっさとしないと打つわ」
絢子は観念したように頭を突っ込む、井上が手枷と首輪を巻き、チェーンの長さを調整して身動きを封じてしまう。
「いい娘ね、ご褒美に気持ち良くしてあげる、井上君、アタッチメントつきを」
井上が持って来たのは小型ディルドのアタッチメントが付いた電マ、交流100Vのパワーは乾電池式のバイブとは比べ物にならないが、それを里子は無造作にぶすりと挿入してしまう。
「ああああああっ……」
ディルドの根元にはカップのようなものが付いていてクリトリスとアナルも同時に振動を与えるようになっている、小型のディルドは柔らかい素材で出来ているが、柔らかいがゆえに却って膣の中で暴れまわる、里子もそれをよく知っていて、膣内部をかき回すように動かしている。
「ぐああああああああああああああ……すごい……死んじゃう……だめぇぇぇ……うわあああああああああああああああああああ……」
絢子はまたよだれを流し始め、視線も彷徨い始める、井上が絢子の髪を?み、顔をゲストの方に向けさせる。
「井上君、この娘を黙らせて、唇をふさいで頂戴」
「了解です」
井上がトレパンを下げると、改めてその巨根を目にした絢子は激しく首を振って抵抗するが、井上に頭を押さえつけられ、頬をぐっと掴まれると、とうとう唇を開く。
「んぐぅぅぅ……」
井上の巨根は口腔いっぱい、もう首を振ることも叫ぶことも出来なくなり、足踏みをするように快感に耐える以外に絢子に許されることはない。