観客の女性器を大公開ショー-6
「あら……小さいけど綺麗なおっぱいねぇ」
極度に恥ずかしがる三夏の顔に、見ている人間たちは興奮した。
特に女性四人は、三夏の状況を自分に置き換え、そのあり得ない事態が自分の身に降りかかったら? と想像しただけで、とてつもない恥ずかしさがこみ上げてきた。
「は……だ……か……、あぁ……あぁ……みか……の……あぁ……」
三夏は放心状態だ。
顔は白く血の気が引き、唇をブルブルと震わせている。
「いつまで舐めてるのよぉ、タカヒロ、さあ、次はこれを使うわよっ!」
カブと呼ばれる坊主頭の大男が、車輪の付いた台座に乗ったロボットを引っ張ってきた。
ロボットの右手の先はピンク色の長い長い男根の形をしており、左手には、五十センチくらいの小さなベルトに無数のゴムの舌のようなものが付いていた。
「当秘宝館名物っ、ファッキングマシーンよ!」
ヴァギ奈は自慢げにそう言と……。
「誰か女性陣、このマシンを体験したい人はいる?」
女性たちのほうを見回すが、全員がヴァギ奈からは目を逸らす。
「あらあら……、三夏さんの代わりになってもいいって人は誰もいないわね……、みんな薄情ね、三夏さん。じゃ、三夏さんが経験しちゃおっか!」
「な……なに……、なんで……、アタシ?」
三夏はもう叫ぶ気力もない。
女性器に続き、胸まで見られた。
(この上、この得体の知れない機会に犯されるの?)
もう三夏には思考するチカラもなかった。
無言になった三夏の周りで、カブとヴァギ奈が淡々と準備を進める。
次のショーは、ファッキングマシンショーだ。