投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

世界と二人〜世界の右側〜
【エッセイ/詩 その他小説】

世界と二人〜世界の右側〜の最初へ 世界と二人〜世界の右側〜 0 世界と二人〜世界の右側〜 2 世界と二人〜世界の右側〜の最後へ

世界と二人〜世界の右側〜-1

二つの命が一つの世界に投げられた。

あっちの世界の空気より、すごくキレイで暖かい。

二つの命は男と女、あっちの世界で知り合った。

男は女を愛してた。

こっちの世界に来た今も。

だけど世界は広かった、二人の世界の何倍も。

あの子は左に俺は右に。

「お前がいなくて清々するよ」

俺は素直じゃなかったし、世界はあの子と俺の二人だけの物だと思ってた。

またすぐに会えると思ってた。

あの子と別れて何日過ぎただろう。

二人が当たり前だったあの世界。

暗くて、寒いあの世界、だけど二人のあの世界。

やっぱり男は愛してた。

俺がもっと素直で、君と同じ道を歩いていたら。

どんなに幸せだっただろう。

ドンナニシアワセダッタダロウ。

透明色のキレイな岩の曲がり角、男はその短い生涯を終えようとしていた。

今度生まれて来る時は、もっと素直に生まれたい。

そしてあなたにこう言いたい。

俺はお前を愛している、と。


世界と二人〜世界の右側〜の最初へ 世界と二人〜世界の右側〜 0 世界と二人〜世界の右側〜 2 世界と二人〜世界の右側〜の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前