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さおり、12歳
【ロリ 官能小説】

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大物司会者 M-2

 さおりは一生懸命に頭を巡らせる……ガウンを脱ぐところまでは勃起していたのに裸になるにつれて萎えてしまった……体に自信がないのかもしれない……それも頷けるだらしのない体ではあるが、そこは何とかしなければいけない……さらに舌を使い始めたのも逆効果になった……さおりの余裕を感じ取って、逆比例して余裕を失ったのかも……だとしたら……。
 さおりはMの手を取って後ずさりし、タイル壁を背負って座り込んだ……脚をM字に開いて……そしてMの足を取って親指をスリットに導く。
 以前Sっ気のある顧客にされたことがある……その時はそうやって手荒に扱われることに少し興奮もしたのだが、Mが相手では嫌悪を感じるだけ、しかし決して安くはない料金を貰う以上『不能でした』では済まない。
 予想通り効果があった、Mは下卑た薄笑いを浮かべて親指をめり込ませて動かす。
「ひ……ひぃ……」
 実際にはちっとも感じないが、哀れっぽい声を出すとMのペニスは頭を擡げ始める、ここで勃起させないことには務めを果たせない……そう判断したさおりが唇をMのペニスに近づけると、Mはそこに反応し始めたばかりのペニスをねじ込んでくる。
「うぐ……」
 まだマックスには程遠いペニスだから呻くほどのものではない、しかし、苦しげに振舞うことがMには有効なのも推察できる、さおりがわざと苦しげな声を出すとMは腰を振って来る。
 ゴン・ゴン・ゴン
 さおりの頭がタイル壁に当たって鈍い音を立てる。
 壁と頭はそう離れているわけでもないのでさしたる衝撃はない、しかし、普通は頭を支えるとか壁との間に掌を差し込んでくれるもの、しかし、人への思いやりのようなものは持ち合わせていないらしい、Mはやや上を向いて口を硬く閉じて腰を振って来る……この機を逃してなるものか、と焦っているのが手に取るようにわかる。
「立ってケツを出して」
 さおりが急いで立ち上がって尻を差し出すと、Mが進入して来た。
 
 平均的ペニスが巨根に相当するさおりの狭い膣をもってしても、これでマックスなのだろうかと思うほどに貧弱、しかし、さおりの腰を鷲づかみにして懸命に腰を振るM……とにかくここで一本済ませないと……さおりも少し焦りを感じ、少しわざとらしいが大げさに喘いでみせる。
「う……む……」
 Mがさおりの中に放出した……組織では生挿入、中出しを基本としてはいるから別に文句はないが、普通は『中でいいの?』くらいは聞いて来るもの……自分が果てることに精一杯だったのだろう、と考えれば無理もないが……。

 Mが絞りきって離れてくれると、さおりは膝をついた。
 体力的には楽だが、やけに気疲れしてしまったし、そういう姿を見せておかなくては、とも考えたからだが、Mはそんなさおりを他所に自分だけさっとシャワーを浴び、そそくさとパジャマを着込んでガウンまで羽織る。
 鎧がないと不安で仕方がないのだろう。
 その間にさおりもMに汚された部分にシャワーをかける……なんとなく惨めな気分だった……。


 しかし、Mはやけに上機嫌だった。
「いやぁ、体が小さいだけあってあそこも狭いね、刺激が強くてあんまり持たなかったよ」
「ありがとうございます、お気に召して何よりです」
 そう答えたものの、充実感はない。
(大人相手じゃどんな人でもガバガバなんじゃないの?)
 そう言いたいくらいの気分……。
(第一、最初に何て言ったか覚えてないのかしら? そんなに小さくてエッチできるのって言ったわよね、逆にこれくらい小さくないとエッチできない、の間違いだったんじゃないの?)
 まさか実際には口に出せないが……。

 おそらくは久しぶりに女を抱くことが出来たのだろうと想像できる。
 相手をする女性が相当なテクニックを持っていてもMは自分がはっきり上に立っていると感じられないと勃起すらしない、そこに気が付かなければどうにもならないのだ、しかもかなりささやかな持ち物なので相当に締りが良くないとM自身果てることもできないだろうし、時間がかかればそれもNG、おそらくそう長くは勃起を維持できないだろうから……様々な条件を満たしてやって初めて何とかなる、そんなレベルなのだ。
 しかし、上機嫌なMは盛んに武勇伝を披露している……話半分としてもまだ眉唾だが、そこはたしなみとしてにこやかに相槌をうちながら、ついBと比較してしまう。

 Bとは年齢的にも体格的にもかなり近い、久しぶりに女を抱けたと言う推察が正しければそれも同じ。
 しかし、印象はずいぶんと違う。
 ぶっきらぼうで粗野な口の利き方をしても、Bはシャイで優しい人柄がにじみ出る。
 馴れ馴れしい、フランクを気取った口の利き方でも、Mは自己顕示欲が強く、自己中心的であることが露見する。


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