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狙われた女子高生〜匂いマニアによるレイプ〜
【レイプ 官能小説】

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恵里圭-1

舞台は某県、某市の片田舎。進学校に通う女子高生に起こるおぞましい話。

恵里圭は18歳。高校3年生。とびきり目立つ容姿ではないが決してブスの部類ではなく、愛嬌のある可愛らしい顔立ち。性格は人前に出たがるタイプではない。明るく、涙もろく、人に好かれるタイプ。中学校からやっていたバレーを高校でも続け、友達も多い。
両親と飼い犬の3人+1匹。9歳離れた姉が昨年結婚したが、近くに住んでいるので週末には旦那さんと帰ってくる。姉のことは小さな頃から慕っており、なんでも相談できる良い関係だ。
恋愛に対しては引っ込み思案なところがあり、高校2年の冬に別れてから彼氏はいない。その時は文化祭の後に告白され、断る理由もなく付き合ったものの、初めて行った男の子の家で体の関係を求められて思わず拒否、気まずくなってそのまま自然消滅したのだった。わずか一ヶ月の出来事だった。過去3人の男の子と付き合ったが未だキス止まりである。
恵里圭に最近浮いた話は起こっていないが、バレー部は忙しかったし友達にも恵まれているので寂しくはなかった。部活を引退してからも受験に向けて「彼氏作らない」宣言をして周りから「処女が言うな」と笑われていたものだった。
友達にも打ち明けてはいないが、好きな人はいる。バスケット部の片瀬くんだ。片瀬くんだったら処女を捨てても良いのに、なんて密かに思っている。淡い恋心だ。いつかは自分も姉のように素敵な結婚をして幸せな家庭を築けると信じている。
そう、恵里圭は本当に良い子なのだ。純粋な恋愛しか知らないし、ニュースで見るような男女のもつれた事件など全く別世界の話だ。クラスメイトとのえっちなバカ話は楽しいけれど自分で変なサイトを覗こうとも思わない。
高校最後の夏休みが終わり、いよいよ受験に向けて大事な時期がやってきた。地域一番ではないものの、恵里圭の通うM高校は進学校だ。大学を目指す者、夢に向かって専門学校を選ぶ者、推薦入試を狙う者、残された時間が無くなるにつれ、それなりに目の色も変わる。
そんなピリピリした時期、自称影響を受けやすいという恵里圭は、周りの雰囲気に流されるように塾に通い、本格的に受験勉強を開始した。進路はピンとくるところは正直なかったが、姉が看護師ということもあって、看護科のある某県立大学がとりあえずの第一志望だ。
これは、そんなごく普通の真面目な、あどけなさも残る女子高生、恵里圭に起こった悲劇の話である。


ある日の塾の帰り、川沿いを自転車で帰宅中に恵里圭は妙な感覚に襲われる。誰かに見られているような嫌な感覚。見回しても誰もいない。最近この感覚に襲われる。
(またこの川沿いか…)
気のせいか、と自分を納得させ、フゥと息を吐いて立ちこぎで風をきる。

…ザッ
通り去った恵里圭の残り香を嗅ぐように薄暗い茂みからでてくる男。歳の頃は50代半ば頃。走り去った恵里圭の方向を見つめるジトッとした視線。
はあ… はあ… えりかちゃん……
左手のスマホ画面には体操服姿の女の子、右手はズボンの上から股間を慰めるように撫で回している。
…うっ!…はあっはあっ…うぅっ!ドク、ドク、ドク
季節は9月。まだまだ暑いこの夕暮れ時。男の顔は汗で上気している。男のズボンには大きな染みが広がっていく。

恵里圭は何も知らない。
オトコから見た自分の価値を。10代の美しさを。変態という生き物を。自分の身に降りかかりつつある恐ろしい思惑を。


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