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観客実演型秘宝館(強制参加させられた女たち)
【フェチ/マニア 官能小説】

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館内ツアーの始まり……-5

「あなたお名前は?」

 今度はミニスカートメガネ美人に問いかける。

「文華よ、ふ・み・か・」

「文華さん、英語で自分の名前を言ってみて……、マイネームイズなに?」

「えっ? ま……、マイネームイズ……フミカ…………」

「あら? やっぱり、そうよねぇ〜、ワタクシの名前はヴァギ奈だけど、どうして英語になると……オマンコ……になっちゃうのかしらね? ねえ? 幸江? どう?」

「えっ……、えぇ? あっ……嗚呼……いや……いやだ……」

「あなた、かなりのドスケベなんじゃないの?」

「そ、そんなっ……」

 幸江の顔がどんどん紅くなる。

「サッちゃん、これ引っ掛けね、フフッ……」

 文華は楽しそうに笑う。

「あなたは何だと思ったの? 彩子さん?」

「えっ? あ、あたし?」

 また突然振られた彩子はビックリする。

「あなたもワタクシの名前で女性器を連想して恥ずかしがってたのかしら?」

「えっ……、あのぉ……」

「まぁ! あなたもドスケベなのねぇ……」

 ドワッ、と男性陣が笑い、美来と文華も一緒に笑っている。

「彩子さん、罰ゲームよ、幸江さんが叫んだいやらしい言葉を、あなたも言いなさい!」

「えっ、いやっ、そのっ……でき……ない……」

「早くっ!」

 またテーブルに鞭を下す。

 ビッシィッ!

「あ、あの、お、オマンコぉ!」

「あら、可愛らしい顔して大胆ねぇ〜、彩子さん。」

 ドワッっとまた男性陣が笑う。

「あら男性陣、笑ってばかりでいいの? そこの若い殿方? あなた、もうすっかり勃ってるんじゃないの? ピッタリしたライダースーツの下半身がなにやらモッコリしてるわよぉ」

 ドワッと全員が笑い、言われた若い男性は股間を手で隠しながら照れ笑いを浮かべる。

「まあ、仕方ないわよね……、こんな綺麗な女性たちの口からエッチな言葉がどんどん出てくるんだから。あら、お隣のあなたも勃ってるわね、フフフ……」

 そう言うとヴァギ奈は若い男性二人の股間をサラッと触った。

「小さめね……」

 またドワッと笑いが起きる。
 ヴァギ奈は客たちの間を縫うように歩きながら、男性の股間、女性の股間や胸をひと撫でしながら、ゆっくりと、じっくりと一人ひとりの顔を確かめるように歩く。

 そして、再び正面の器具が並ぶエリアに戻ると、ひと際目立つ鉄製の大きな器具の前に立った。


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