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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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犯行声明-6

パニック状態で騒然となる女性議員ら。するといきなりドアが開き10人ほどの覆面を被った男達が入って来た。
「キャー!」
「だ、誰!?」
議員らからは悲鳴が上がる。覆面男らの中心にいるのはサーガ。サーガは一歩前に出て議員らを見渡す。

「昔、千城県城南市から発生した連続レイプ事件は知ってるか?」
日本の犯罪史上、田口徹事件と並び最も卑劣で凶悪な犯罪ベスト10に入るレイプ事件だ。実際に体験した者はいないが話や報道で頻繁に取り上げられる為、知らない者はいなかった。
「その事件で使われた覆面と同じ者だ、これは。その時にレイプの神と崇められたのが湯島武史様だ。しかし神は死んだ。レイプの神がいなくなった今、俺は神になる。警察により命を奪われた神。その無念は俺の魂に宿り、今復活するのだ。腐り切った政治家、警察…、いや日本を俺達はぶっ潰す。日本は我々が支配する。これは革命だ。革命の第一歩としてお前ら政治家を失墜させる。まずはお前らをレイプの元に裁き日本の政治家を奈落の底へ突き落とす。お前らはその第一歩の生贄だ。お前らから日本は崩壊の一途を辿るんだ。おめでとう。お前らは歴史に残る記念すべき女達だ。嬉しく思え。」
怯えながらサーガの言葉を聞いていた議員達。しかしそこらは一般人とは違う。非現実的な言葉に嫌悪感を示す。

「何を言ってるの?全く意味が分からない。そんなドラマのような夢物語…、いえ妄想に私達は付き合ってる暇はないの!だいたいこんな事が許されると思ってるの?何が神よ。田口徹も湯島武史もただの性犯罪者じゃない。犯罪者を神に崇めるあなたの頭の中を見てみたいわ!」
そう言い放ったのは塩谷文夏だ。国会でも男性議員にも物怖じしない性格だ。ここに拉致された女性議員の中でも名実共にリーダー的存在である。得体の知れない覆面集団に立ち向かう。

「ククク、塩谷文夏…、いい女だ。たまんねーな、やっぱ。犯しがいがあるぜ。」
サーガは嬉しそうに言った。
「気持ち悪いわ。」
眉間に皺を寄せてサーガを睨む。
「ククク、国会でもそろそろ結婚して子供を産んだらどうだって言われたよな?俺がその夢を叶えてやろうか?」
「はっ?」
「俺が妊娠させてやろうかって言ってんだよ。」
「馬鹿じゃないの!?意味分からない。あなた達みたいな人らは子孫残しちゃダメね。日本がダメになるわ。」
「ククク、ヒデェなぁ。じゃあ俺のロクでもない、DNAをあんたの優秀なDNAで補修した子孫を残させてくれよ。」
「遠慮します。」
文夏はこの怪しげな覆面男達の行動をパフォーマンスだと読んでいた。自分らをネタに何か政府に要求でもしたいのだろうと。危害を加える可能性は低いと考えていた為に強気に出るのであった。


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