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おっぱい搾乳訓練所
【学園物 官能小説】

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39.オナニー応用編-1

 訓練生たちは黙々とオナニー訓練に取り組んだ。 『1日で100オナ』を達成し、『不意打ち2分以内オナ』もクリアした。 ゆえに残る最も難易度が高いオナニー、すなわち『即オナ』――オナニーを許可された瞬間に絶頂する行為――にチャレンジする段階だ。

 常に発情しきっており、オナニーの瞬間に恋い焦がれている牝にとって、『即オナ』は礼儀作法の基本である。 何しろ少女たちは『オナニーすることしか考えていないマンズリ女』として社会に出るため、今こうやってオナニーに適した性感、体質、オナニーテクニックを鍛えている。 上役が『オナニーしても構わない』と言い終わる前に、瞬時にイってしまうくらいで丁度いい。

「テメーらのみっともない乳首なんざ、本当は触りたくもないんだけど、仕事だから特別に摘まんでやる。 感謝の証拠に、摘ままれたらソッコーでイけっ。 いいかっ、摘ままれた瞬間だぞ。 1秒遅けりゃ『瞬間』なんていわねーんだ。 わかったらいつでもイけるように、自分で寸止めまで高めとくんだッ。 返事ッ」

「「おまんこッ!」」

 威勢よく返事は出来るようになった。 とはいえ、少女たちに与えられた課題は易くない。 ただでさえ絶頂への階段を上るには力不足な乳首への刺激で恥を掻くためには、赤縁女性が謂うように、常に絶頂寸前の状況を維持し、何をされてもイけるメンタルが必要だ。 絶頂寸前を維持……言うは易く行うは難しの典型といえよう。 ただでさえイキ易くなった少女たちにイクことへの我慢を覚えさせる――オナニー訓練はゆるくない。 

 赤縁女性も『イクこと』より『イキそうでイケない状態』が辛いのはよく分かっている。 すぐに少女の乳首を摘まむような無粋はしない。 シコシコとオマンコをしごいて昂ぶらせ、いつでも恥を掻く準備を整えさせておきながら、素知らぬ顔で巡回する。 

「……ふぁ……んっ、んんっ……」

「っ……はぁっ、はぁっ……」

 乳首への刺激を今か今かと待ち構える少女たち。 一様に喘ぎながら、少しでも乳首を突いてもらおうと、なけなしのおっぱいをユサユサする。 何しろいつでもイけるようにオナッているのだから、身体は絶頂の解放感に焦れきっていて、いつまでも性感を抑えきれるものじゃない。 絶頂寸前に至るまでがオナニーの恥ずかしい部分であり、絶頂寸前になってしまえば理性なんてどこ吹く風。 どんな慎み深い淑女ですら、どんなオナニー嫌いの堅物ですら、イきたくてイきたくてしょうがなくなり、イクこと以外考えられなくなる。 これはオナニーと直結した本能であり、はしたない牝の本性ともいえるだろう。

「うっ……い、イきますぅっ!」

 ビクン、唐突にマン子5号の首輪にランプが点った。 乳首をつつかれるタイミングでイかなくてはならない所を、理性が堪えきれずに、絶頂に登ってしまったのだ。 いわゆるフライング、暴発オナニーに該当する。 

 5号を蔑んだ眼差しで見つめる赤縁女性。 黙ってつかつかと歩み寄ると、ニギッ、乳首を摘まみあげる。 

「はうっ」

「オラ、今すぐイってみろ。 オラオラ、イっていいっつんでんだから」

「ううっ……も、申し訳ありません」

「謝れなんていってねーんだ。 イけっつってんだよ、このバカマンコ」

「あぐぅっ……ひぃぃっ。 申し訳ありません!」

 グリグリ、ギリギリ。 乳首がペタンコになるまで捩じり、潰す。 直前にイッてしまったのだから、5号にイク余力があるわけないと分かっていて、執拗に乳首を責める赤縁女性。 再度イクまで許さないつもりだ。

「いいからイけ! 今すぐだっ!」

「はいぃぃ……んっ、んっ、んんっ……」

 乳首を振り回される痛みにベソをかきながら、マン子5号はオナニーに励む。 けれど今更イッたところで、『触られた瞬間にイく』ことにはならないわけで、別の難癖をつけられるのは目に見えていた。 赤縁女性によるイジメは、勝手に絶頂したらどうなるかを、言葉より雄弁に訓練生たちに知らしめる。



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