投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

特命捜査対策室長 上原若菜の最初へ 特命捜査対策室長 上原若菜 448 特命捜査対策室長 上原若菜 450 特命捜査対策室長 上原若菜の最後へ

戦線布告-6

時折スマホで背後を確認するとやはり野球帽の男は不自然に自分らについて来る。
「しっかし、あんなベタな尾行しか出来ないものかなぁ。」
若菜は苦笑する。
「いーいマギー。その路地を右に入るわよ?私は曲がったら回り込んで背後から追い詰めるから、マギーはオニーサンがあの角を曲がったらすぐに取り押さえて?1人で抑えられるわよね?」
「ええ。大丈夫です。」
「頼んだわよ?」
そう言って角を右に曲がり若菜は走って行った。マギーは角で男を待ち伏せる。

男が角を曲がった瞬間、マギーはすぐさま背後に回り込み男を取り押さえる。
「うわっ!」
不意を突かれた男をマギーは完璧に押さえつける。
「どうして私達を尾行してるの?」
「し、してねーし!!」
「嘘つきなさい!」
取り押さえればすぐに若菜が来ると思ったが来ない。しかし人影が見えた。ようやく来たかと思い顔を向けると、そこには長髪でサングラスをした男が立っていた。そしてなんと拳銃を手に持っていた。
「!?」
ヤバイ、そう思ったマギーは男を楯にして身を守る。しかしサングラスの男は拳銃を構えた。

その時だ。サングラスの男の頭に銃口を当てた若菜の姿が見えたのは。
「銃を下ろしなさい。」
「ちっ…」
男は手を上げる。若菜は拳銃を取り上げた。
「監視の監視か。ややこしい事するわね、あんたらのボスは。」
若菜はサングラスの男に手錠をかけた。
「そっちも手錠をかけなさい。」
「はい。」
マギーも野球帽の男に手錠をかける。
「あと1人いたんですか!?言って下さいよっ!?」
「私達を監視する男を監視そる男に気付いたからね。あんた、それに気付かないようじゃまだまだね。」
若菜はスマホを見ながらそれに気付いたのだ。初めからサングラスの男を狙っていたのであった。若菜はサングラスの男のボディチェックをする。
「爆弾はなさそうね。自爆テロなんかやられたらたまったもんじゃないしね。そっちは?」
「特に怪しいものはありません。」
「てか股間は調べたの?」
「えっ?」
「調べなきゃダメでしょ?そこに爆弾あったらどうすんの!?」
「は、はい…」
戸惑いながらもマギーは野球帽の男の股間を手で探る。
「おっ…♪」
男の顔が一緒ニヤついた。マギーはフニャッとした感触に赤面しながらチェックする。
「と、特にありません…」
「そう。じゃあ警視庁に連絡して連行させるわよ?」
「はい。」
マギーは応援を要請した。声が上擦っていたのは手に残る男性器のフニャッとした感触が消えずに動揺していたからであった。

やがて刑事が来て警視庁まで連行して行った。若菜らは別車両に乗り込み警視庁へ向かうのであった。


特命捜査対策室長 上原若菜の最初へ 特命捜査対策室長 上原若菜 448 特命捜査対策室長 上原若菜 450 特命捜査対策室長 上原若菜の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前