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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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戦線布告-5

爆破された風俗店を捜査していた捜査員から、重要な物証は何も見つからなかったと連絡があった。
「結局聞き込みと足に頼るしかないって事か…。まーそんな簡単に証拠は残さないわよね、やっぱ。」
「聞き込みって言ってもどこをどう聞き込みすれば分からないですよね?」
「まぁどんな場所に裏本部があるかは察しがつくけどね。」
「えっ?目星はついてるんですか??」
「ピンポイントじゃ分からないわ?たいてい人里離れた山奥とかじゃないの?山奥でなくてもあまり人がいなそうなとこ。ただ裏をかいてそうじゃない事もあるかも知れない。中規模、小規模市街の廃校とか。でも私はやはり人里離れた場所だと思うわ。大きな事件を起こそうとしているなや当然不穏な動きは現れる。人目につき噂になるのは怖いはずだしね。今はSNSが普及してるから噂はあっと言う間に広まるから。それに湯島や田口が大きな事件を起こすのは地方都市であったり中心部から離れた場所が多かった。特に田口の事件の計画を練ったのが佐川なら傾向としてやはり人のいない場所を選ぶでしょうね。あとは県境。県警同士の連携に支障をきたすような場所を選ぶんじゃないかな。車やヘリを使って怪しい施設がないかどうか捜査して貰う予定よ。」
「そうですか。」
サーガについて警察の中で1番詳しいのは若菜だろう。田口を通じてすでに対峙しているのだから。そんな若菜が言うと説得力がある。
「あとねー、サーガはどうも私達の動きを監視している節があるでしょ?」
「ですね。」
「これまで常にって訳じゃなかったけど、昨日偶然にも遭遇しちゃったから監視の目を厳しくするんじゃないかって。」
「まさか今も監視されてるとか?」
「キョロキョロすんじゃないわよ??」
「は、はい…。じゃあどうやって探すんですか…?」
若菜はスマホを取り出し顔の前に画面を向ける。そしてインカメラにして自分の顔を映す。
「何自分の顔を映してるんですか??」
「バーカ。顔じゃないわよ。たいてい尾行なんて背後にいるでしょ?て事は今も背後にいるかもって事ゆ。」
「あ、なるほど。」
スマホを引いて自分の背後を確認する。
「ほら、この野球帽のオニーサン、かなり怪しくない??」
マギーが確認すると確かに不自然にこちらを見ている。
「多分あれ、サーガの手下よ?まー下っ端だろうけどね。取り敢えず捕まえますか♪」
若菜はスマホをしまいマギーと一緒に歩き出した。


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