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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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戦線布告-1

若菜は今、東京警察総合病院にいた。この病院は刑務所内で病気になった者や事件に巻き込まれ怪我を負った者が収容される病院で厳重な警戒を敷いている最高基準のセキュリティを誇る。若菜とは言え入館に何重ものチェックを受けなくてはならない。
「ねぇ、まだなの??」
椅子に座り脚を組み貧乏ゆすりをしながらいかにも不機嫌そうに係員を睨む若菜。
「もう少々お待ちを…」
焦る若い男性係員。係員と言っても警察官だ。若菜に睨まれて普通の精神状態ではいられない。
「ちょっと上原さん、あまり苛々しないで…」
宥めるマギー。
「だってもう10分も待ってるのよ!?」
「逆に厳重なセキュリティを誇るとか言って1分で通れたら心配になるじゃないですか!?」
「…ちっ」
「な、何ですか!?今舌打ちしました!?」
「さぁ?」
あまらに正論すぎて反論出来ない悔しさの現れだった。大人気ない若菜に改めて呆れる。
「ねぇボクぅ!まだぁ?」
「も、もう少々…」
若い係員を焦らせる。
「だから落ちついてくださいよっ!?」
いい加減頭に来たマギーは語気を荒めて言った。
「うるさいっ!!」
苛々の頂点に達した若菜は事もあろうか服の上からマギーの胸を鷲掴みにする。
「なっ…!?」
突然の暴挙にマギーは驚く。
「いいオッパイしてんなー、ねーちゃん♪」
「な、何するんですかっ!?」
若菜はマギーの胸を大袈裟にモミモミする。振り向いた若い係員はその光景に目を丸くして驚いていた。
「ボクぅ、あんま待たせるとこれ以上の事、しちゃうわよ?」
若菜はニヤ〜と笑う。
「ち、ちょっと止めてくださいっっ!」
しかし無駄に力が強い。抵抗が全く歯が立たない。まさかの事態の中、若菜の力の強さを思い知るマギー。自分の体格よりも大きい男性をも簡単に投げ飛ばしてしまう若菜の力の凄さを実感する。
「あわわ…」
どうしていいか分からない男性係員は2人の戯れを見ている事しか出来なかった。
「ねぇ、このハーフ美女のおっきくて柔らかくて揉み心地最高のオッパイ揉ませてあげるから早く通してよ♪」
「な、何を言ってるんですか!?」
理解不能の言葉にマギーは叫ぶ。しかし揉みまれ続け不覚にも変な気分になりそうであった。
「ほら、揉みたいでしょ?ボクぅ?」
「あ…っと…」
「ほら?」
「きゃー!!」
待合室で大騒ぎだ。するとドアが開き1人の意思が現れた。
「こんなトコで何してるんだ!場をわきまえろ!!」
マギーが振り向くと、そこにはダンディな50歳ぐらいの白衣を着た医師が物凄い形相で睨んでいた。非常に怖そうだ。さすがの若菜も大人しくなると思ったマギー。すると若菜はその医師の方を向き、そして言った。
「私に説教タレるなんて偉そうね…?」
そう言ってマギーから手を離した若菜は医師の前に堂々と立つ。
(や、ヤバイ…!)
喧嘩になると思い慌てるマギー。だがお互いの凄い形相に体が固まる。
「偉そうじゃなくて、偉いんだ。」
「へぇ〜。どのぐらい偉いんだかね、悠ちゃん」
ゆ、悠ちゃん??マギーはポカンとした。するとその医師の表情が崩れ満面の笑みを浮かべる。
「一応ここの院長なんだけどな、若菜ちゃん♪」
「知ってるぅ〜♪アハッ、久しぶり!」
「ああ、ホント久しぶりだな!」
若菜はその医師に抱きついた。医師も若菜の体を抱きしめる。予想外の展開にポカンとするマギーと係員。
(ど、どんな関係…!?)
抱き合う様子から見ると相当の仲のようだ。マギーの頭の中には様々な憶測が思い浮かんだのであった。


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