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好物は人妻
【熟女/人妻 官能小説】

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よしえ-1

<店長、少し相談したい事が有るんですが、閉店後、御時間頂けますか?>

こんな事を行ってきたのは、私より20歳も年下の人妻よしえでした。

この頃は、人生の中でも、短いサラリーマン時代で、小さなお店の店長を任されて

7〜8人居る、女性社員の教育や、お店の運営を任されていました。

よしえは、美人では無いけど、スラッとした体つきで、少しだけ前歯が出た

笑顔が素敵な女性でした。旦那もサラリーマン、男の子が一人。

正直、私は、彼女の事が気になり、優しくしすぎて、他の女性社員から恨まれた事が

有ります。

女同士の、虐めかなって、少し脳裏に思いました。

お店の閉店時刻になり、それぞれが、家路に向かいますが、店長の私は、

毎日、遅くまで残り、売上集計や、在庫管理等をしてからしか帰宅出来ません。

よしえも一旦は、お店を出て、子供を迎えに行き、実家に預けてから出直すようです。

閉店から1時間程過ぎ、社員通用口が開きました。

<店長、ご苦労様です。飲み物買って来たので、一休みして下さい>

そう言いながら、ニコッと笑う笑顔に、私は正直メロメロです。

熟女好きな私が、20歳も離れてる女性にときめくなんて不思議でしたが

よしえには、上手く言えませんが、何か感じる物が有ったんだと思います。

缶コーヒーを飲みながら、話を聞いて上げる事にしました。

(よしえちゃん、話って何だい?)

(私に出来る事なら、何でも遠慮しないで言ってよ)

よしえの目をを見ながら、そんな事を言った記憶が有ります。

<こんな事、店長にしか相談出来る人が居なくて、忙しいのにすいません>

<実は、私、離婚しようと思ってるんです>

マサは、飲みかけのコーヒーを今にも吐き出しそうな位、驚きました。

よしえは離婚経験者の店長だから、話が出来ると思って相談に来たみたいです。

(そうか、それで原因は何だい?)

(子供もいるのだから、よく考えなさいよ)

<はい、解っています。でも、もう限界なんです>

その台詞を言った後に、よしえの眼から涙がこぼれ始めました。

マサは、ポケットからハンカチを出して、よしえに渡しました。

<店長は、やっぱり優しい人ですね>

そう言いながら、今の現状を話し始めて、30分位過ぎました。

(大体の事は、理解出来たよ、今のよしえちゃんの話で。)

(それで、よしえちゃんは、生活が出来るのかな?そんな亭主や舅では

 養育費も期待出来ないし、大変だよ。)

<解っています、大変なのは。でも、このままだと、私と子供は引き離されてしまう>

<子供だけは絶対に離したくないんです>

<ここの仕事の時間をもっと増やして、母子手当で何とかやりくりは出来ます>

<住む所も、古い市営住宅が空いてるから、家賃も凄く安いんです。>

よしえは、1年ほど前から、着々と計画を立て、色んなシュミレーションをして

決断を下したみたいでした。

私に対する相談は、パートの時間を伸ばして欲しいとのお願いでした。

ほぼ決定権を持ってる私は、即答でOKをしました。

心の中で、よしえと一緒に過ごせる時間が増える事は、私も大歓迎です。

それから、色々と離婚の手続きとか、相手に対する言い方とかを教えて

親身になり話を聞いて上げたり、意見をいったりしました。

<やっぱり、店長は優しい人ですね、誰にも相談出来ないから、正直モヤモヤして
 
 今日、話せて、すっきりしました。>

マサは、時計に目をやり、おっ、もうこんな時間なんだとつぶやきました。

(よしえちゃんも早く帰らないと、子供が待ってるしね、今日はこの辺で)

<今日は遅くなると実家に言って有るから、大丈夫です>

<店長さえ良ければ、この後、食事でもどうですか?>

(私は、全然構わないよ、家に帰っても、どうせ一人だしね)

(よし、じゃあ今夜は、よしえちゃんの再出発という事で、美味しい物食べに行くか)

それが、今回の原点です。







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