投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

特命捜査対策室長 上原若菜の最初へ 特命捜査対策室長 上原若菜 435 特命捜査対策室長 上原若菜 437 特命捜査対策室長 上原若菜の最後へ

サーガの正体-2

いきなり立ち上がり興奮した様子の喜多に驚いた若菜。若菜だけではない、喫茶店にいた客の全員が喜多を見て目を丸くしていた。
「佐川健吾って…?」
若菜の問いに周囲の目など御構い無しに興奮気味に答える喜多。
「徹がメジャーリーガーの妻の樽美首紗栄子をレイプしたいと話を持ちかけてきてR4のメンバーで実行した事があったんだが、その理由がモンペアであった紗栄子に廊下を走り回っていた事を注意され先生にチクられたって言う理由だった。一瞬に走り回っていたのが親友の佐川健吾だったと言ってた。佐川健吾は直接俺らと行動を共にする事はなかったが、徹と佐川は高校まで同じ学校に通っていた親友だった。徹とつるんでる時に何度か会った事があり話もした事がある。たしかにあの時の佐川の面影だ、あれは。間違いない。佐川だからサーガ…。そう言う事か。」
若菜は神妙な顔つきをしている。
「間違いないない?」
「ああ。佐川健吾がサーガだとして考えれば全ての事につじつまが合うんじゃないのか?」
「…、そうね、確かに…」
となると田口事件では裏で田口の計画を練り実行させ、今度はフレアを利用し何か大きな事件を起こそうとしている。田口事件の頃を良く知っているような素振り、そして喜多の事も知っている。喜多と自分を2人とも知る人間は少ないはずだ。サーガが佐川と見るならば全ての事が説明がつく状況に若菜もその可能性は高いと感じた。
「上原さん、橋元マナミですが、やはり今失踪していて行方不明みたいです。写真が送られてきました。」
マギーがスマホの写真を見せる。
「間違いない、あの店にいたマナミと言う女だ。」
喜多がそう言うと、若菜はいきなり立ち上がる。
「橋元マナミを確保し、サーガの身柄を抑えるチャンスだわ!行くわよ!」
若菜は店に乗り込む事を決めた。


特命捜査対策室長 上原若菜の最初へ 特命捜査対策室長 上原若菜 435 特命捜査対策室長 上原若菜 437 特命捜査対策室長 上原若菜の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前