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恋のMEMORY
【少年/少女 恋愛小説】

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素敵な誕生日…な、筈が-11

「ぐずっ、ひっく…何の用だよ?」
「風馬、君。」

近くの公園、例の私が佐伯君を使って犯行に及んだその場所に彼を連れ話をする。と言うより謝罪を。

「僕、どーせ浮気者なんだろ?そーだよ佐伯君の事はだぁーい好きだよ、でも。」

こんなに顔をぐしゃぐしゃにして…、でも彼をこんなにしたのは他でもない私のせい。
今更謝って済むのだろうか?でも。

「本当に、御免なさい!」
「……。」

勘違いで酷い事をした言った事を謝る、深々と。

「信じようって決めたのに、それでも出来なかった、…それだけ君の事が好きだから、何て言い訳かな。」
「若葉、ちゃん……、僕の方こそ君の気持ちに気づけないで。」
「ううん!だって星の件は電話に、それに夜遅かったし、それをだだこねて。」
「でも、あそこで引き上げる事はなかった、それに僕らだってもう高校生だし、少しくらいは、後の佐伯君の件とかだって最初から内緒何かにしなきゃ。」
「それも私が信じなかったから、んもう駄目ねついこの前決めたのに。」
「内緒にして良い事ってあまりないな、…でもあの写真は。」
「あー、あれはね。」

本気でキス何かする訳ない!私は軽いトリックを打ち明ける。

「え、じゃー彼の肩のごみを取るふりして?」
「うん、よくドラマとかであるでしょ?それをちょっと。」
「…じゃー本気でキスは?」
「する訳ないよ、君以外の男子に何て。」
「僕も、君以外の女子には。」
「女子には、ねぇ。」
「も、勿論誰にもしないよ!」
「私にも?」
「いや、それは……んもぅからかわないでっ!」
「ふふ、ごめんごめん。」

すれ違って、ぶつかり合って、そして…。

「あぁーあ、でも折角の誕生日が台無しだね、君に楽しい一日を思ったのに。」
「また、やり直せばいいじゃない。」

今度こそは、ね。

「所でプレゼントの事なんだけど。」
「え?何何♪」

そういって彼は私にブローチを手渡す。

「わぁ綺麗!」
「…そしてこれも。」
「!!」

そして彼は私にキスをする。

「若葉ちゃん、生まれて来てくれて本当にありがとう、ハッピーバースデー。」

次回、44話に続く。


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