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「 罠 (人妻盗撮) 」
【熟女/人妻 官能小説】

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A柴崎真由美 動物園-2

「真由美さん、料理も上手なんですね。とても美味しいです。」
「ご主人幸せですね」と言いかけて口に急ブレーキをかけた。
慎一もフルーツサンドが気に入ったのか、そればかり食べている。
おなかが一杯になった子供たちは前の広場で遊び始めた。
「私、夫の事で・・・・」言い始めた彼女を制した。
「今日はその話は無しだ。そのために遊びに来たのだからね。」
会社を辞めるとき送別会の後、部下だった女子3人を誘って飲みに行った。
妻と別れ独身に戻ることを話した後彼女たちにたずねた。
「僕は見ての通りダサい男だけれど再婚の可能性はあるだろうか?」
「雨宮さんは仕事ができる。これは大きなポイントよ。
後、気を付けることは清潔感あふれる男であること、おしゃれも大切よ。
それと上から目線は絶対駄目。自慢話もこれに含まれるわ。
かといって下から目線も駄目よ。卑屈な男だと思われるわ。」
それ以後、清潔には気を付け女性と話すときには横から目線に徹底している。
だから彼女の夫婦の問題に介入してあれこれ意見するのは控えている。
「今日は僕の妻だった人の話を聞いてくれませんか?
不倫相手の彼はファッションデザイナでモデルもつとめています。
彼のショーには必ず参加し彼の作品を数点契約してくるようになりました。
そう、彼にとっては最高の客なんです。
妻は僕とは7歳違いだから真由美さんと同い年のはずだ。彼は今26歳かな。
ある日貯金の残高が減っているのに気付いて妻に聞いたんだ。
何か大きな買い物でもしたんだろうと思っていたが彼女から意外な返事が返って来たんだ。
「投資に失敗したのよ。ファッションショーを企画したがそれが全然ダメだったの。」
いかに素晴らしいデザインだとしてもそれだけではギャラリーは呼べない。
彼のネームヴァリューや、ファンの数が問題だがそこまでは成熟していない。
妻も馬鹿な女じゃない。無謀と分かったうえで若い恋人の夢を叶えたのであろう。
その頃はもう僕とは別れるって決心した後だったからサバサバしたもんだったね。
弁護士は妻と彼に慰謝料を請求しようと言ったけどそれはしなかった。
恋人ができるまでは僕にも随分尽くしてくれたからね。」
「そう、雨宮さん優しいのね。主人とは大違いだわ。」
ライオンやキリンの檻を見た後帰途についた。
子供たちを子供部屋に入れ僕たちはワインを傾けた。
極力暗い話は避け芸能界の話で盛り上がった。
この日は真由美さんもよく飲んだ。
「私、嵐の櫻井翔のファンなの。劇場まで足を運ぶほどじゃないけどテレビはよく見るわ。」
ふとモニターを見る子供たちは遊び疲れて寝てしまったようだ。
「真由美さん、このバスタオル結菜ちゃんに掛けてあげて」
立ち上がるとき少しふらついた様だが子供部屋に向かった。
付いて行った僕は寝顔の慎一と結菜ちゃんに軽くキスをした。
その勢いで真由美さんに口づけた。
彼女を抱いたが抵抗はなかった。


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