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「 罠 (人妻盗撮) 」
【熟女/人妻 官能小説】

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A柴崎真由美 動物園-1

ある日のバス停、柴崎さんの姿が見えない。何らかの理由でお迎えが遅れているようだ。
結菜ちゃんを子供部屋で慎一と遊ばせLINE。
「娘さんは我が家で預かっています。心配しないで。」
「ありがとうございます。急に大切な用事が入ってもう少し長引きそうです。」
暗くなって彼女が来た。笑顔だが泣きはらした目で事の重大さが分かる。
三人のママ友の中で僕の一番のお気に入りだ。モデル菜々緒を清楚にした感じだ。
身長は菜々緒より10センチくらい低いかな。肉もしっかりと付くべき所に付いている。
「柴崎さん。結菜ちゃんも慎一も昼寝しているから軽く一杯やりましょうか。
辛いことや悲しいことがあった時にはワインほどの良薬はありませんよ。」
その言葉を聞いて今にも泣きそうな声で「付き合っていただけますか」と言うのがやっとだった。
少し待たせ腕を振るった。あまり食欲は無いようだがよく飲んだ。
酒が回り少しづつしゃべりだした。
先日の南店での食事会の時は休日だったのに帰ってこなかった夫が今日いきなり帰ってきて
「離婚してくれないか」って言いだしたんです。向こうに女が出来たらしいわ。
毎月一度は帰宅できるように連休が与えられているのに最近は4か月に1度の帰宅になった。
「前は毎月帰って来ていたのにおかしいとは思っていたのよ。」
僕には何にも言えなかった。妻を男に奪われた時と全く同じだ。
「夫は生活の事、家のローンの事、娘の養育費の事、なーんにも考えていないの。
ただ彼女と二人で暮らしたいだけだわ。でもそれって酷過ぎるでしょ。」
「僕は女房を盗まれた男だから何にも言えないけどご主人すぐに正気に戻ると思うよ。
君よりイイ女なんてそうざらにいないよ。すぐに気付くはずさ。」
「相手は一回り違いの学生って言っていたから今20歳の女子大生だわ。」
「君が悲しめば結菜ちゃんに伝わるよ。あの子はきっと元気一杯のママが大好きだと思うよ。」
「分かっているの。でも先のことを考えると不安になるわ。」
「そうだ。日曜日気晴らしに動物園に行かないか?一日だけ慎一の母親代わりになってよ。
回りの子には両親がいるのに自分には父しかいないって気付いているようなんだ。」
「ええ。私で役に立つなら喜んでお付き合いします。きっと結菜も喜びますわ。」


日曜日。待ち合わせ場所に急いだ。
お弁当は彼女が作ってくれるので小さなバッグ一つで出かけた。
きれいだ。デニムのパンツに白のブラウス。若く見える。
菜々緒と同じように小顔の真由美さんが笑顔でやって来た。
お弁当の入っている紙袋を引き取りタクシーに手を上げる。
この動物園には動物に触れ合うコーナーがあり子供たちに好評だ。
前回来た時もヒツジの頭を撫ぜた慎一は大喜びだった。
子供に危害を加えないように教育された動物ばかりだ。
寝そべったセントバーナードが慎一の手を舐め大喜びだ。
結菜ちゃんも手を出したがその時尻尾を踏んづけてしまった。
犬は驚いて「バフー」と立ち上がったので泣きながら逃げた。
嬉しいことに僕に抱き着いてきたのだ。
小さな女の子だが本能的に男性の方が強いと感じているのかもしれない。
抱っこしてゾウの檻に向かった。慎一は彼女に手を引かれ嬉しそうだ。
徐々に人が増え始めたので広場の片隅のベンチを確保し早い目のお弁当にした。
サンドイッチだ。ハム,エッグの他に子供の喜びそうなものが並んでいる。
美味しかったカツサンドはほとんど僕が一人で食べた。


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