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なりすました姦辱
【ファンタジー 官能小説】

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第四章 漂着した恋人-7

 はいおつかれさま。コーチがそう言うと、すぐにポーズを解いてバッグへ向かった。
「今日ちょっと最後の方、集中できてなかったねー。マインドトレーニング、セルフでも頑張ってね」
 レッスン中は厳しいがオフタイムは優しい口調になるコーチの声は、しゃがんで帰り支度をしている真璃沙には届いていなかった。バッグを背負うと、ありがとうございます、おつかれさまでした、と気のない礼をしてクルリと出口を目指した。早足というより、走っていた。階段を駆け上がって鉄扉を開く。陽が傾いて暗み始めている屋上に出て、行く手を阻む空調パイプを恨めしい思いで跨ぎ、室外機の間のスペースへ入った。
 そこにまだ、土橋はいてくれた。
「……! ひどいっ!」
 その光景を見るなり真璃沙は叫んだ。
 土橋は空調パイプに脱いだズボンとブリーフを掛けて、下半身丸出しの姿だった。そして室外機の側面には、まさに今、出したばかりだろう、夥しい精液が撒き散らされ、トロトロと壁面を垂れ落ちていた。自分で慰めて、放出してしまったということだ。
「何がひどいのさ?」
 闇が強まってきた中、土橋が目に今日一番の好虐を光らせる。
「だって……。その……。だ、だって、わ、私ずっとさぁ……」
「何だよ。はっきり言ってみろ」
「……」
「真璃沙、ほら見ろ……」
 土橋は横身を真璃沙に向けて幹を握ると、緩やかに扱く姿を見せつけてきた。鰓が奏でる泡立ちの音を聞いていると、汗ばんだ背筋に騒めきがる。
 エロバカモデル。
 頭の中に聞こえてきた。だが射精したばかりなのに屹立している男茎が目の前でビクンッと揺れると、その声は意識の彼方へと消えいった。
「お、おね、がい」
 鼓動が早く強く打ちすぎてうまく言えなかった。「イ、イキ、たい。イキたい、ん、だけど……」
 それだけ言って唇を噛んでいる真璃沙へ、
「奴隷のくせに、おねだりしちゃダメだ」
 と残酷な言葉が聞こえてきた。
 恥を忍んで告白したのに許してもらえぬ悲しさに、真璃沙は下を向いた。正面から近づいてきた土橋が、立ち尽くす真璃沙の腰紐をスルリと緩める。
「あ……」
 顔を上げると、すぐ前に、露骨に淫欲を滲ませた気色悪い中年が立っていた。視界から消える。
 しゃがんだ土橋にウエストを掴まれると、中のショーツもろとも足首までジャージを下げられた。片足だけシューズを脱がせて衣類を抜き取った土橋は、肩を押し、真璃沙を室外機へ凭れさせた。
「うっ……」
 押し付けられた先には、側面を垂れていた精液がある。真璃沙が背を離そうとする前に、土橋はジャージが残る片脚を抱え上げた。
「ふぁっ!」
 開脚すると、蒸していた秘門が外気に触る。そうなると真璃沙は悩ましい声を上げて、むしろ率先して背中を室外機に押し付け、前から迫ってくる土橋の腹肉との間に挟まれていった。熱く潤った花唇へ真下から硬く巨きな丸みが密着してきた。
「エロバカモデル」
 思念ではない、しっかりとした声が鼓膜に届いた。その瞬間腰が跳ね、溢れた蜜が亀頭へと垂れた。「ん? ちがうか? バカモデルのエロマンコ、犯して欲しいんだろ?」
 もう耐えられなかった。
 真璃沙は両手を土橋の首に巡らせて抱きつき、
「んんっ、そうだよっ! バ、バカモデルの、エロマンコ、おかしてっ!!」
 そう叫んや、目の前の臭い口にしゃぶりつく。
「んきゃんっ!!」
 丸一日、ゆっくり擦られていた淫洞が、いきなり強烈な一打で串刺しにされた。襞壁を狭窄し、最奥まで埋め込まれた肉塊へ夥しい蜜をまぶすと、一撃で絶頂した。
「ほら、もっともっと味わえ」
 すぐさま次の一撃。すると――またイッた。まだ絶頂が続く最中に、新たな絶頂を迎えた真璃沙は、瞳を半開きにして正面の陵辱者を見た。気色悪い中年は、真璃沙の片脚を肩まで担ぎ上げて犯してきていた。一本足で立たされたまま、次の打突がくる。
 間を置かず、次の強打。
 入口付近まで引いた肉傘が、真璃沙の女洞を広げ、行き止まりの戸口へ体当たりする度、真璃沙は下肢を緊縮させて極まっていた。絶頂が収まり切っていないうちから新たな打突を送り込まれるものだから、幾重にも輻輳されていく。
 担ぎ上げられた足首に残ったジャージが、土橋が突き上げる度に揺れていた。裏返ったショーツには前も後ろも色濃い染みで汚れている。そんなにも濡らしてしまった場所を、淫欲丸出しの肉棒に穿り返されているのだ――
(あんなに濡れてる……。こんなにすぐイッてる……。バカモデル……、エロバカモデル……)
 そんな思念が渦巻いている真璃沙へ、
「ポニーテール姿、なかなかいいね」
 土橋が気色悪い声で囁いてきた。「……このビルにシャワールームはあるのか?」
「えっ……? あ、あるよ……」
 虚ろに答えると、土橋が更にネットリとした声音で囁いてくる。
「じゃ、いいよな? そのキレイなお顔にたっぷりザーメンぶっかけても」
 車の中でも浴びたあの熱さ。顔面をドロドロとと垂れ落ちていった感触。とんでもない量。
「……ぶ、ぶっかけてっ」
 頭に浮かべるや、真璃沙は懇願していた。


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