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なりすました姦辱
【ファンタジー 官能小説】

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第四章 漂着した恋人-27

 しかし涼子の体は天地逆だった。ソファの縁に首の後ろを据える形で、ヒップを高々と上げて背凭れに体を預けている。そこへ正面から跨る郁夫が谷間に肉幹を沿わせ、涼子は左右から掴んだバストでこれを搾っていた。
 下着を取り払ったボリュームある臀部と開かれた脚とでW字を象り、その中心で黒々としたヘアが沿い生いる花園が郁夫の二本指にパックリ割られて掻き回されていた。郁夫がウィークポイントを指先で攻めると、潮しぶきが飛び散って降っている。
「あおっ……、ス、スゴいね、涼子さんっ、これっ。ぼ、僕が考えた、ぎ、逆パイズリ、どおっ……?」
 郁夫の体の下には、威厳に満ちたバリキャリも、慈愛に満ちた母もいなかった。全身を使って若い牡豚の淫欲を満たしてやっている、女神でも悪女でもない、ただサカりのついた牝だった。
「あうっ、涼子さん、お尻舐めてっ、お尻っ!」
 涼子はねだられるままに腹筋を使って頭を上げると、目の前に前後している郁夫の弛んだ尻の割れ目に鼻先を突っ込む。
「あはぁっ、きき、気持ちいいっ、キキ、キンタマぺろぺろ、き、気持ちいいよぉっ、ママっ! も、もう一回、お口でエッチしてっ」
 息急いた郁夫は男茎をバストから引き抜くと、ソファを降り、真正面から涼子の口にそそり立つ白棒を捻り込むと、顔面に向かって腰を打ち付け始めた。
 その近くの床には一人のギャル女が制服姿のままヒップだけ上げた格好で床に這いつくばり、背後から淫行教師に犯されていた。
 セックスさながらに尻肉に下腹を鳴らされているが、貫かれているのは、エキゾチックな顔立ちと好スタイルで人気を博する煌びやかなモデルが、人に隠れて汚濁を外に捨てるための穿孔だった。
「んぁっ、せんせ、も、……やだ……広がっちゃう……ぜったい、広がってるっ……もぉっ……」
 モデル撮影で尻穴を晒すことはない。むしろ便通が良くなって美容に良い。草野は底なしの体力で肛門へ男茎を潜らせつつ、ずっとそんな言葉を囁いて真璃沙を慰めていた。そして思い出したように片手を前に回し、触れることには慣れ始めた女唇をイジる。
「うあ、ヤ、ヤバっ……、イ、イキそ……こんなのイヤッ」
「うおぉ、真璃沙、み、見せてくれっ。真璃沙のアクメ顔っ」
 急いで前へ回ってきた草野は、自慢の腕力で真璃沙の上体を持ち上げると、四つん這いにさせて前を向かせた。「真璃沙っ、……知ってるぞ、先生。お、お前、顔にぶっかけられるの好きなんだよな? ほら、イッてくれっ、先生ザーメンでっ……愛する真璃沙のために、が、顔射だっ!」
 片手で真璃沙を支えた草野は、憧れの顔面に向けて男茎を突き出すと、もう一方の手で不浄の穴に入っていた肉幹を躊躇なく握しめて扱いた。
「ああぁっ、ヤバいっ! ……出ちゃうよ、ヴ、ウン、ヂ……でじゃうかもしんないっ……うあっ」
 草野の勃起から四方八方に白濁が撥ねて小麦肌の顔に浴びせられると、真璃沙は栓が無くなり緩んだ菊門に不安を覚えながら、愛撫は止まっているにも関わらず腰を大きく揺すって絶頂を迎えた。草野の手が離れると崩れ落ちる。腕を付くこともできず、土足の床に頬を付け、恨めしそうな目だけを草野に向けると、
「う、ぐ……、もう、やだ……、ぜ、絶対……ひ、広がって、も、漏れちゃってる……バカッ」
 と悔しみなのか何なのかわからない涙をカーペットへこぼした。
 顔射した喜びに震えていた草野だったが、愛する教え子が純愛の証である肛交を非難してきたものだから、
「なんだよぉ、せっかく結ばれたってのに、そんなこと……。なら、先生、浮気しちまうからなぁ? ヤ、ヤキモチ焼いても知らないぞぉっ」
 ムッとして、背後を振り返った。美しいが手強そうな女がベッドの上で恋人の暴虐を受けていた。
 草野は激烈な射精直後で力が入らないから、膝立ちで近づいていった。シーツに染み込んだアンモニア臭がツンと鼻を突いてくると、握った男茎がみるみる剛直を取り戻す。
「ほらっ、汐里っ、もう一発だっ。今度こそ俺のチンポでイクんだっ」
 須賀は汐里と交わる度に矜持を傷つけられていた。
 あんな汚らしい男の、汚らしい肉棒を顔をトロけさせてしゃぶり、挿入されるや絶頂していた汐里に対し、須賀はまだ、尿水を噴きこぼさせこそすれ、交接による絶頂を果たせないでいた。
「あの、すみません」
 ヒップを上げさせ、今度こそ、と花園へ先端を押し込もうとした時、肩を強く掴まれた。
「なんだよっ!」
 振り返ると、目の前に逞しい胸筋があった。すぐに腕力では敵わないと悟り、
「あ、え? なんですか?」
 と慌てて言い直す。
 草野はガタイでは威圧したが、表情は穏やかに、
「いやぁ……キレイな婚約者さんですねぇ。でも、セックスは少し休まれた方がいいかもしれません。緩急の波がないと、女性は気持ちよくなれないものでしょう?」
 風俗以外の女性経験がほとんど無いにも関わらず知ったような口をきいた草野は、床の上に転がり、時折ビクッと体を痺れさせている真璃沙をチラリと見た。「須賀さん、でしたよね。もし須賀さんがよければ……僕の、か、彼女を犯してもらっても構いませんよ? 今日まだオマンコ入れてやってないんです。僕はオマンコでできないタチなのでね」
 須賀は真璃沙を見た。正直、ギャル趣味はない。どうせヤるなら……。


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