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なりすました姦辱
【ファンタジー 官能小説】

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第四章 漂着した恋人-24

 最早痴漢の手遣いとは言えないほど、大胆で傍若だった。
「ア、アスコエリアっ! し、知ってるぞぉっ、お前達が俺のことをブサ野って呼んでることくらいっ……」
 プリーツスカートが捲れるのも構わず、両手は勢いを増して腰や脇腹を縦横無尽に這い、身を捩る真璃沙へ背後から体を密着させてくる。スラックスの中で剛直した、女子生徒に対する草野の変態性欲の化身たる肉棒が押し付けられてきた。
「……! は、離せっ! 変態!」
「何なんだ、お前らは、お、大人を馬鹿にしやがって。まだ、お、親の金で生きてるくせに……くそぉっ」
 レロッ……。
 首筋に悪寒が走った。後ろから金髪へ顔が突っ込まれ、首筋が舐められたのだ。
「う、うわっ。ちょぉっ! キモいってもうっ!」
 激しく身を捩る力の甦った真璃沙へ、
「と、特に、アスコエリア……お前は本当にヒドい生徒だった。先生がこんなにお前をぉっ……!」
 体の表面を激しく摩っていた両手が、ある場所に集中した。真後ろからブラウスの膨らみを揉みしだかれる。劣情のあまり握力のコントロールがきかないらしい。
「い、いたいっ! やめてっ、お願い。体、傷ついちゃうっ」
「あ、愛してるんだ、アスコエリア……。お前が入学してきた時から、お前のことを真剣に愛しているんだっ」
 会話にならない上に、気色悪い。しかもあらゆる女子生徒を、噂が立つほど視姦してきたくせに、真璃沙だけしか見ていなかったなどという稚拙な嘘。
「も、もう、やめて……、や、やめさせてよぉ……」
 頬に垂れた涙を顎から落としつつ、土橋に嘆願した。「うわぁっ……!!」
 だがその瞬間、背後からスカートの中に何かが入ってきた。
 熱く硬い、ヌルヌルとした肉塊が、閉じ合わせていた真璃沙の内ももの間にねじ込まれ、グイッと突き上がってくる。何を捩じ込んだかは、すぐに分かった。
「うっほほおぉっ!」
 まさにゴリラのように吠えた草野が、腰を蠢かせて、男茎の先端をショーツの頂へと擦り付ける。「ああっ、ゆ、夢にまで見たジェ、JKのスカートの中にぃっ。おお……チ、チンポコ入れちまったぁ……。お、お、俺は、きょ、教師失格だぁ」
 下肢を襲う悪寒に、モデルの体を傷つけてはいけないことも忘れ、力一杯腰を捻って振り切ろうとしたが、草野の力には全く敵わなかった。
「はあっ……、ど、どうだ? 先生のチンポコ、どうだぁっ。ググ、グチョグチョじゃないか、アスコエリアのパンティも。そうかぁ、先生のチンポコでグリグリされるのが気持ちいいかぁ。そらっ……、そらっ!」
「や、やぁっ、もうムリっ! マジでムリっ、とっとと死ねっ!!」
 抑えられて動けない真璃沙は声で応戦するしかなかった。
「おおっ! アスコエリアぁーっ!!」
「う、……あっ!!」
 雄叫びを上げた草野が、潰さんばかりにバストを握り、背伸びをしているつま先を浮かせるほど男茎を突き上げると、次の瞬間、真璃沙のクロッチに、ジュワッ、ジュワッと熱い粘液が染み込んできた。
「ああっ……、そんな、とこ、……き、きったない……。バ、バカぁ……」
 髪を垂らして項垂れると、ローファーの足元のカーペットへ向かってスカートの中から濃白の粘液がボタボタと落ちるのが見えた。




 テニスラケットを背負った女の子へ伸びてきた手を掴まえた。慌てて振り切ろうとする前に、保彦は穏やかな表情で首を横に振った。
 真璃沙を屋上で犯した帰り、電車で漫然と考えていただけだった。
 コンクリート床にへたりこんでもなお、噴射してくる精液を浴びようと身体を向けてきていた。痴漢を咎めてきた真璃沙も、もはや動画で縛る必要のない性奴隷へと堕ちた。凄い剣幕で痴漢行為を咎めてきたあの生意気なギャルも、今や土橋の淫辱の前では従順だ。
 いやそもそも、本当にあれは冤罪だったのだ。どこかの痴漢野郎の罪をなすりつけられて、とんだ災難だった――
 その時、そうか、と保彦の中で急に繋がったのだった。
「……なんで……」
 周囲に気づかれずに静かに降りたホームで、草野は青ざめていた。前に会った時はウザいくらい闊達としていた教師は、土橋を突き飛ばして逃げることもなく、悄然と立ち尽くしていた。
「分かったんですよ。でも、先に言いますが、安心してください。警察に突き出そうとか、そういうつもりはありません」
 あの時、保彦が真璃沙に触れたのは勃起した先端、少し脚に当たっただけだった。真璃沙が主張したヒップではなく、降り際でもなかった。
 救世主たる草野が証言した、いかにも痴漢しそうな学生ぽい奴なんて車両の中にいたか? まったく印象にない。むしろ、いかにもやりそうな奴がいただろう。
 当日は焦っていたから気づけなかったが、今思うと、声を掛けられて初めて見た時の草野の顔は不自然なほど昂っていた。電車が揺れた時に真璃沙との間に割り込み、行く手を塞いできた体は、かなり体躯が良かったではないか。
 草野を喫茶店へ連れてじっくり話した。質は異なるがどちらも醜い中年男どうし、顔を寄せて話し合う姿は周囲にはさぞ滑稽だったろう。


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