投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

なりすました姦辱
【ファンタジー 官能小説】

なりすました姦辱の最初へ なりすました姦辱 100 なりすました姦辱 102 なりすました姦辱の最後へ

第四章 漂着した恋人-22

 ローファーを小さく足踏みをした。
(ううっ……)
 真璃沙は内ももを閉じて痴漢の手を挟んだ。
「んん? お顔が赤くなってるねぇ。感じちゃったのかな?」
 相変わらず粘着質な男の囁き。
 違う。内ももを閉じたのは、男の手を止めるためだ。
 しかし立っていると、体の奥から湧き出した蜜がトロッと襞壁へ滴り落ちそうだった。
「……バ、バーカ……、オ、オッサン、バ、バカなん、じゃん……?」
 真璃沙は髪を揺らして首を振ったが、最後は霞れて唇の動きだけになってしまった。
 内ももを撫でていた手がスルンッと後ろに抜け、ヒップの丸みへペットリと当てられた。プリーツの裾が捲れ、真後ろからは下着に包まれたヒップが丸見えになってしまっているだろう。
「いやっ……」
 男の手が円を描いて臀肉を撫でてくると、抗いのくねりは、蜜を搾るくねりへと変わった。
「小さなオシリだねぇ……。プリップリだ」
 指先がツーッとショーツの縁をなぞっては掴み、次第に指先に力を入れてヒップを捏ねてくる。あの日の痴漢は、ホームに降りる間際に一度だけ鷲掴みにしただけだったのに、今日は執拗に真璃沙自慢の小尻を蹂躙してきた。
「んっ……ううっ!」
 思わず真璃沙は吊革を強く握りしめて背を反らした。
 ショーツの縁に指先が入り、食い込んだ水着を整え直す時のように、腰骨の方から体の内側へと降りてきた。呻きとともに身を引き締める。するといきおいヒップも締まって、媚畝に到達していた男の指を挟み込んでしまった。
「何かなぁ? コレは」
 クレバスに触れただけで気付かれるほどのヌメりようだった。秘門を割って中を探られる。「濡らしちゃってるじゃないか。ん?」
「やんっ!」
「大きな声を出したら気づかれてしまうよ? ほらほら、聞こえるでしょ?」
 本物の車内とは違って、レールを踏み、トンネルを走り抜ける轟音はない。だから指が屈伸する度、ニチュッ、ニチュッとスカートの中から真璃沙の耳にも聞こえてきた。関節の曲げ伸ばしがスピードを増すと、水跳ねを含んだピチャピチャという音に変わっていく。
「や、やめて。音出さ、ないで……」
 真璃沙は背後に横顔を向けたが、
「イヤラしい子だ。痴漢されてこんなに濡らしてるんだねぇ? ほらほら、お汁ガマンしないと、他の人たちに聞かれてしまうよぉっ」
「ああ……ちょぉっ……」
 膝がカクッと折れて崩れそうになるのを吊革に掴まって耐えた。そのピンと伸びた腕に唇を押し付けて声を我慢する。
 指は秘割の下溝に垂れた蜜を秘肉に弾いて奏で続けていた。だが更に性楽が強まる場所には一向に及んでこない。
(ああっ……)
 もどかしさにドクンッと新たな蜜が滴った。
 吊革を握りしめ、膝を震わせ、内股で何とか立っている真璃沙の横へ、ヒップをイジったまま土橋が身を寄せてくる。
「オシリちっちゃいからオマンコも狭そうだねぇ。でも欲しくて欲しくてピクピクしてるじゃないか。そうして感じちゃった顔、可愛いねぇ、真璃沙ちゃん……。アスコエリア真璃沙ちゃん……そうでしょ?」
 艶やかな金糸に唇を押し付けて囁かれる。
 名前を呼ばれてハッと痴漢男を見ると、怯えを含んだ真璃沙の美貌にニタニタしながら、「思い出したよぉ? 君、読者モデルしてるだろ? ネットで検索したら、この制服で写ってる写真も出てくる」
「あ……、あ……」
「カッコつけてモデルしてるのに、痴漢さんに触られて濡らしちゃうようなイヤラしい子なんだ?」
「あんっ……や、……んなわけないし……」
 蚊の鳴くような声で痴漢を睨むが、エクステで際立たせた睫毛が小刻みに震えているのが自分でも見えていた。
「真璃沙ちゃんも、入口クチュクチュだけじゃ欲求不満でしょ?」
「いや……んっ、ちが……」
「いいじゃないか」
 すぐ側から、脳に直接染み込ませてくるような低い囁き声で、「指入れしてあげようか? グチュグチュ、ってね」
「はあっんっ……!」
 濁点が施されて格上げされた擬音を聞くと、また蜜が噴き出た。接面から溢れた雫が、小麦色の脚肌をツーッと垂れ落ちてくる。
「いや……指だけじゃないよ、真璃沙ちゃん。……真璃沙ちゃんの大好きなオチンポも、ハメハメしてあげる」
 悍ましくも魅力的な囁きが真璃沙の脳を痺れさせた。「……『もっと痴漢してください』ってオネダリするんだよ? 真璃沙のオマンコ、イジって、ハメてくださいって」
「あうっ……、……うああっ!」
 痴漢に向かってそんな懇願をする女なんかいる筈がない。
 なのに、誘いの言葉が頭の中で理解された時、体の奥が早く早くと蠕動して、火花が脊髄から脳天へと散っていった。気づいた時には、更に幾条の滴垂が脚の内側を走り落ちていた。
「おやおや、ちょっとイッちゃってるじゃないか、真璃沙ちゃん」
 秘割を鳴らしていた手が先へ進み、今しがたの小爆発で敏感になったクリトリスを弾いた。


なりすました姦辱の最初へ なりすました姦辱 100 なりすました姦辱 102 なりすました姦辱の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前