投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

なりすました姦辱
【ファンタジー 官能小説】

なりすました姦辱の最初へ なりすました姦辱 93 なりすました姦辱 95 なりすました姦辱の最後へ

第四章 漂着した恋人-15

「っ、エ、エロオヤジ……」
 そう貶しているくせに、真璃沙もスカートを下ろそうとしない。頬を赤らめ、瞳がどんどん淫りがわしくなっていっている。今この若いモデルが、自慰ではなく、己の身体で淫欲を満たしてやると誘ったら、土橋は――
「いやっ……!!」
 気がついたらソファを飛び出し、足元にすがりついていた。土橋の拳もろとも、両手で男茎を握る。
「ん? どうした、涼子」
「わ、私が、するわっ」
 涼子は真璃沙を向き、職場での冷然とした視線で睨み据えた。「いいわねっ?」
 会社での涼子を知らない真璃沙は、そのオーラにたじろぎ、何も言わずにスカートを下ろして頷いた。
「します、って何を?」
 土橋が男茎を握らせたまま、ニヤリと笑う。
「だ、だから、その……」
 思わず握ってしまったとはいえ、もう後に引くことはできない。この男茎を真璃沙には絶対渡したくない。「しゃ、射精させるわ。私が」
「ふぅん……。どうやって?」
 羞しさに顔を伏せそうになったが、更に強い視線をバストに感じて、土橋の意図をすぐに理解した。
「む、む、胸で……、挟んで」
「涼子、パイズリしたいんなら、そう言え。言わなきゃ……」
 低い声で言った土橋がチラリと真璃沙に目を向けたから、涼子は慌てて、
「パ、パイズリしますっ! わ、私のオッパイで射精させますっ」
 そう大声で叫んでしまった。
 土橋は肩を揺らして満足気に笑い、涼子の両脇を持って立たせた。そのまま後ずさりをさせられ、ソファへと導かれる。後ろ歩きしながらも、涼子は握った男茎を決して離さなかった。
 ソファに再び座らされると、膝立ちなった土橋が正面から跨いでのしかかってきた。
「オッパイ出さなきゃパイズリできないぞ?」
 指の中に怒張の脈打ちを感じていたから、涼子は手を離したくなかった。しかし、あまり逡巡していると土橋が心変わりをしてしまいかねない。涼子は決死の思いで両手を離し、自らのスカートの裾を掴んだ。
 スウェット地のマキシ丈ワンピースは土橋の指示によって着てきたものだ。他の二人の奴隷を見るにつけ、彼女たちも指示されたスタイルで来ているに違いない。だが汐里や真璃沙とは異なり、何故か自分一人が体全体を覆い隠すようなスタイルで、涼子の心を物悲しくさせていた。
「ほら、ママ、早く」
 だが急かす土橋の言葉で、わざわざ今日の衣服を指定してきた「意図」が分かった。
「うっ、そ、それは……」
 俊介を兄の家に預けてやって来ている。……こんなことをするために。
 このワンピースは俊介と買い物や公園に行く時に着るものだった。「仕事の時じゃない、、普段家にいるときのカッコでこい」。連絡してきた時、土橋はそう指定した。着衣だけではない。髪も仕事中のようにキッチリと巻くのではなく、片耳の後ろに束ねているだけ。化粧も薄めだ。
「涼子ママは涼子ママでしょぉ? ほらぁ、早くオッパイ見せてパイズリしてよぉ」
 一人の女として、名を呼び捨てにされたなら、ワンピースの裾を自己憐憫で慰めながら巻き上げて、火照りい任せて肌身を晒せたかもしれない。しかしエグゼクティブマネージャーでも、オンナとしてでもなく、「ママ」としての、男の性器を前に胸乳を露わにし、挟んで扱かせようとしているのだ――
 躊躇しないわけにはいかなかった。俊介思えば当然、絶対に為してはならない猥行だった。
「涼子ママ、可愛い子供がいるのに。パイズリがしたいだなんて、悪いママだねっ」
 心情は既に読まれている。そう言われると否応にも俊介の顔がチラつく。兄の家のドアを閉める間際、愛しの息子は郁夫に促されて手を振りながらも、せっかくの休みなのに一緒にいれない、寂しそうな顔をしていた。
「ほら、オッパイだして。ママぁ?」
 だが心とは裏腹に、手は止まらなかった。マキシ丈だけに嵩ばってしまう裾をしっかりと持ち、腹の上を巻き上げていく。
「あっ、ママ。パンティ濡れてるよっ」
 腰掛けた脚の間を覗き込んだ土橋が、前面まで染み出した蜜を目敏く指摘した。「ボクのオチンチン見て濡らしちゃったんだね?」
 目の前でニュブッと音を立てる男茎。汐里犯した名残が、根元の辺りの縮毛に白く凝っている、そんな嫌忌に満ちた形姿なのに……。
 一旦は決心したはずが、捲る手がバストの下端で止まった。こんな猥乱な男茎へ向かって胸乳を晒す最後の一息が、俊介が頭に蔓延ってできなかった。
 一緒に指に絡め取っていたキャミソールを離した。ワンピースだけを首の下まで上げる。せめてもの抵抗だった。
 カップ付きキャミソールは量販店で買った安物だったが、涼子の上体にピッチリと貼り付いていて、カップに支えられたGカップが見事な丸みを呈しており、、腰や脇腹に弛みのないスタイルとともに決して気品を失っていなかった。
「ん? パイズリができるから嬉しくて濡れてたんじゃないの? ママ?」
「うっ……お、お願い、やめて」
 涼子は唇を結んで鼻を啜ると、目頭が熱くなった。こんな姿――
「ママがオチンチンの前でお洋服めくってるの見たら、あの子、何て思うかなぁ?」
 折しも土橋が、涼子が涙腺を緩ませた因を言葉にしてくる。
「や、やめてっ! もうママはやめてっ!!」


なりすました姦辱の最初へ なりすました姦辱 93 なりすました姦辱 95 なりすました姦辱の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前