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なりすました姦辱
【ファンタジー 官能小説】

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第一章 脅迫されたOL-21

 保彦はグッタリとしている汐里をマットレスの上に裏返した。勝気な汐里を少しでも屈辱に塗れさせてやろうという思いは、早々に淫乱女に堕ちたことで失せてしまっていた。しかし、土橋のために、当初の目的を果たしといてやる責任があると思った。
「汐里……、イキまくりじゃないか。俺とのセックス、気に入った?」
 仰向けにすると、汐里は起伏の美しさを保ったまま左右に分かれるバストを上下させ、まだ息を荒げていた。
「も、もうムリ……」
 喘鳴の汐里の下腹をグイッと押してやると、花唇の呼吸に合わせて、まだこんなにも残っていたのかというほどの白濁がシーツに溢れ出てきた。しどけなく開いた脚の間で、性交の間に付け根までズレ落ちてきていたスカートの裾が汚れる。
「どう? 俺とセフレになる気になった?」
「や、でも……。こんな……。……あんたみたいな……」
 男茎を抜いて暫く経ったから、僅かながら正気が戻って、今の状況を把握し始めたのだろう、陵辱を受けた相手が何者か、何の提案をしてきているか、理解しているようだ。
 男茎は気に入っても、土橋という男は本能的に受け入れ難いらしい。
「そんなこと言ったって、こんなスケベなオマンコになってるくせに」
 スケベなんて表現でも足らないくらい、土橋の精発を浴び続けた汐里の秘所は淫色に満ちていた。保彦は土橋の精液に触れることも厭わず、下腹に手を添えたまま親指を伸ばして、秘割の上部で緊突しているクリトリスを捏ねてやる。
「ふぁあっ!」
 途端に汐里は身を捩って舌足らずな声を上げた。
 ほら見ろ、ビッチが。
 保彦は花唇の周りに充分に湛えられている白濁を掬い、雛先だけでなく、ヘアにまで馴染ませるように塗り込み、
「ほらぁ、気持ちいいでしょ? スケベな汐里はもう俺無しでは生きられないんだからさぁ」
 性楽に狂わせて我が物にする――「性奴隷」。
 安易なフィクションの中だけの話かと思っていたが、クリトリスを弄られてしなやかな体をくねらせる汐里を見ていると、当初馬鹿にしていた土橋の願望は馬鹿にできたものではなかった。
「う、あ……」
 白みがかった粘液が漏れてくる。男の白濁とも色合いが違うし、熱さも異なる。
「ほら、またマン汁出ちゃってんじゃん。今日から汐里は俺のセフレ。……いや違うな、オマンコ奴隷ね。わかった?」
「う……、そんな、……でも、……やぁっ……」
 でも?
 ノーとイエスの間を彷徨している。
 ふと近くに汐里が投げたバッグが転がっているのが見えた。口を開けて中を探ると、ストラップのついたカードが出てきた。
 良いことを思いついた。
 保彦はストラップを汐里の首にかけると、バストアップの写真と、広瀬汐里、という名が記載された面を表にして体の上に置いた。
(……ん!?)
 もちろん初めて見る社員証だったが、最下段に刷られたロゴには見憶えがあった。
 今日――正確にはもう昨日になるが、保彦が面接を受けに行くはずだった、コンサルティングファームのカンパニーロゴだった。社名も間違いない。
 ということは、汐里も、同僚である土橋も、保彦が入社を希望した会社の社員だということだ。
 いきなり繋がった。
 全く関わり合いの無い二人の魂が入れ替わってしまったという理不尽さを嘆いていたが、やはりそうではなかったのだ。
 思いがけず事態の進展をみた保彦は、スマホを構えると、社員証を提げた汐里にカメラを向けた。
「ほらっ、誓うんだよ? 『広瀬汐里は今日からオマンコ奴隷になります』、って」
 身分を表すカードを裸胸に掲げられ、何をさせられようとしているか。いくら淫楽に負けた汐里でも気づいているようだった。最後の羞恥心を振り絞って首を横に振る。
 男茎が跳ね、また先端から透明な汁がブシュッと飛んだ。乱れた衣服に飛沫が落ちる。
 汐里を手に入れることができる。これまで女に縁がなく、この汚い部屋で淫らな欲望を一人で慰めていたのに。極上の性玩を得て、もうムラムラしても困ることはない。
 土橋の男茎が祝砲を上げていた。
「いやっ、よ、汚れちゃったら困る……」
 気取ったキレイOLスタイルを破かれた上に、不浄の体液で穢されては、着のままで来ているのたから自宅に帰るにも支障をきたすだろう。部屋に入ってきたばかりの汐里ならば罵倒してもおかしくはなかったが、猥乱となった今では静かに感想を述べただけだった。
「ほら、早く誓うんだ」
 そして保彦も、事態の進展に寄与しそうな新事実を得た喜びに、ヒクヒクと震えている花弁を男茎で叩くと同時に、スマホで録画を始めた
 完全に性感を呼び覚まされた花唇に衝撃を与えられた汐里は、打擲の度に腰を突き出して、
「っう……。……、……な、なる……」
 蚊の鳴くような声ような声で言った。
「あ? なんだって?」
「……な、なる、ど、奴隷に……なるから、もう……」


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