投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

続・華麗なる転身
【SM 官能小説】

続・華麗なる転身の最初へ 続・華麗なる転身 45 続・華麗なる転身 47 続・華麗なる転身の最後へ

第21章 商品になるために-5

第21章 商品になるために(5)

 目を潤ませたユキが、じっとマヤを見つめている。 
「また,灼いているのね……」
 マヤがユキを抱き寄せた。魂が抜けたように、フウッとユキの身体が近づいた。ブラジャーをしてないユキの乳首がマヤの胸に触れた。二つの硬いしこりがマヤの胸を押した。
「何よ、オッパイ尖らせて……」
 ユキが目を閉じて何かを待っている様子だった。薄く開いた唇が何かを待つように突き出している。
 マヤがユキの唇に自分の唇を重ねていった。互いの舌が絡み合っている。ユキは流れ落ちてくる甘い唾液を喉を鳴らして飲む。
 少しずつユキの身体から力が抜けていく。膝が役立たなくなっていた。
「だって、……だって、マヤ様があの女に夢中になって……それに,今日は冷たいんですもの」
「ふふふ……相変わらずねぇ……おまえのこと、捨てるわけないじゃない」
 マヤが薄水色の診療衣の裾をまくり、身体の線がピッタリとしたスラックスのウエスト部分から手を入れていった。暖かい腹にマヤの冷たい手が滑り込んできた。
「ああっ……」
 柔らかいお腹の臍を手のひらで感じ、そのままパンティの中に手を滑らせていく。手の甲がパンティのゴムの抵抗を受け,擦れる。
 マヤの指先はピンと伸び、ゆっくりと真下へ進む。 
 シャリシャリとした飾り毛を越え、手のひらに湿っぽい女の丘を感じた。指先は複雑に入り組んだ秘裂に達していた。
 指先を器用に動かし、秘裂を整えている。乾いた花びらを左右に分け、マヤの指先が柔らかい肉の上を進んで行く。
「ああっ……もうっ」
「どうしたの……ウルウルじゃない」
「だって、……この女にご執心なマヤ様に抱きしめられたんですもの……」
「ヤレヤレ……ねぇ……ふふふ、これは?」
 指先に潤んだものを感じたマヤが、柔肌に沿って指先を立てて、ゆっくりと臍の方に返した。
「ああっ……そこっ、いやっ……ああん」
「なによ。いやらしい……触って欲しいくせに。……いつも、いやって言うのね」
 女の尖りを探り当てたマヤが指の腹で規則的に円を描き始めた。
 ユキの尖りは,待ちかねたように硬くなり、マヤの動きに精一杯応えようとしてグンと膨らんできた。
「ああっ……だめぇ」
 マヤの腕に、ユキの下腹が硬くなり、悦びの震えが伝わってきた。
「あら、早いわねぇ……どうしたのかしら」
「だって、……もう……逝きたい」
「いいわよ」
「ううっ……マヤ様……もううっ……いっ、逝くうぅぅ」
 のけ反った顔が悩ましく歪んだ。眉根が寄り、半開きの口からは息に混じった掠れた声が、アッ、アッと小刻みに流れ出てくる。鼻孔がふくらみ、精一杯、ユキの気持ちを伝えている。

 腰砕けになって、床に崩れたユキを見下ろしたマヤは、指先に付いたユキの吐き出した蜜液の汚れをタオルで拭った。
 そして、フィストの訓練をユキに命じてマヤは出ていった。

 着衣の乱れを直したユキが、手首までたっぷりクリームを塗っている。
 さっぱりとしたユキの顔はマヤに見せた優しい女の顔ではなく、冷静な凜とした顔つきに変わっていた。
 さっそくユキは、友子の股間に手を伸ばした。
「来週には、膣は花弁を開いたときに、大きな穴になって見えるわ。もう普通のペニスでは、たぶん快感は得られなくなるわね。昨日の男たちが最後ということかしら。……でも出産は楽よ、きっと」
 ユキは笑いながら、友子の秘裂に手首を沈めていった。
<第21章 商品になるために 終わり >


続・華麗なる転身の最初へ 続・華麗なる転身 45 続・華麗なる転身 47 続・華麗なる転身の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前