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年下カレシ
【女性向け 官能小説】

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葵の父親-28

―――日曜日、奈々子は夜勤だった。

しかもシフト表を確認するとまさかの小田医師が当番医に当たっている。

患者さんの容態が急変しませんように・・・

そう思いながら気まずい気持ちを隠しながら職場へと奈々子は向かった。


ナースステーションにはすでに同じく夜勤の婦長も来ていた。

奈々子は内科になってまだ2回目の夜勤なので、ヘルプでもう一人いる。

婦長はいつもの様に穏やかに話しかけた。


「皆川さん、よろしくね。休憩室にパン差し入れしておいたから、

後で太田さんと一緒に好きなの選んで食べてね。」

「ありがとうございます!こちらこそ、よろしくお願いします。」


申し送りを聞いて奈々子の夜勤が始まった。


―――時刻は23時、今の所何事もなく時間は過ぎていた。

あ、ちょっとトイレに行きたくなったかも。

そう思って奈々子は婦長に一言告げてから、トイレへ向かった。


するとばったりとそこで、会いたくない人に会ってしまった。

小田医師がちょうど男子トイレから出てきたところだった。


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