投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

年下カレシ
【女性向け 官能小説】

年下カレシの最初へ 年下カレシ 237 年下カレシ 239 年下カレシの最後へ

葵の父親-16

それから2週間、奈々子は東海林に仕事を教わり、一応の研修期間は終わった。

奈々子は久しぶりに仕事帰りに、看護学校時代からの友人であり、

同期でもある佐々木亜美とご飯に行くことにした。

亜美からは珍しく居酒屋ではなく、もっと落ち着いたところに行こうと言われた。


「お疲れー!!!どう内科は?東海林君と一緒なんでしょ、良かったね。」

「うーん、今のところは問題なしかな。研修期間終わったばっかりだし、

短期間で何かあったら最悪だよね。亜美は脳神経になったんでしょ?どう?」

「あー・・・今、結構キツイんだ。」

「やっぱり!配属になったことないけど、なんとなく想像できるよ・・・。」

「まぁ仕事内容もキツイんだけどさ、実は今、つわり中。」

「えっ?!亜美、妊娠したの?おめでとーーーっ!!!今何か月?」

「ありがと。まだ2ヶ月。」

「そっかぁ〜。じゃあ禁煙の店にしよ。でもつわりならご飯食べられないんじゃない?

大丈夫?飲み物だけ飲んで帰る?」

「じゃあお言葉に甘えて・・・その辺のカフェでいい?」

「いいよ、いいよ。そうしよう。」


二人は職場近くにある、カフェテリアに入る。


「亜美もお母さんかぁ。産まれたら抱っこさせてね!あ、出産祝い何にしようかな〜?」

「もう、気が早いって!」

「旦那さんも喜んでるでしょ〜?里帰り出産にするの?職場復帰はするの?」

「んー、まだ決めてないけど、うちの病院はやめとく〜。なんか恥ずかしいしさ。

仕事は続けるつもり。なんだかんだでお金もかかるでしょ?

今のうちから保育園探そうと思ってるんだ。」


親友のおめでたい話題に、奈々子は自然と顔が緩む。


年下カレシの最初へ 年下カレシ 237 年下カレシ 239 年下カレシの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前