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続・華麗なる転身
【SM 官能小説】

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第18章 電気責め-2

第18章 電気責め(2)

そのとき、ドアが開いてセンターの所長が入ってきた。ぞろぞろと二組のバイヤー夫婦とサキを引き連れてきた。
 皆は興味深げに、ライトで明るくなった美弥の股間に目をやった。美弥に通じない言葉で互いに話している。
(みんな、ひろげられた私の女の溝を見ているんだわ)
 美弥は目をつぶった。顔が恥ずかしくなってだんだん真っ赤になっていった。
 言葉はわからなくても卑わいな会話をしているに違いなかった。
「あっ……いやっ」
 思わず声が出てしまう。突然、花びらをつまんで伸ばしたり、クリトリスの亀頭を摘んだり揉みこむ者がでてきたのである。シャッターの音がつづく。また、撮影機のフィルムが回る音が始まった。
「こんなかわいい顔をして秘密を盗むんだからな。これから受ける罰は当然だと思えよ」
 所長は美弥のそばにやってきて美弥の乳首を指先で揉み続けた。
(罰って?)
「今日は女に生まれたことを十分後悔する日になることよ」
 マヤは美弥の耳元で囁いた。そして、ユキに手伝わせて、美弥を椅子から降ろした。
「ほほほ。……みっともない姿だこと」
 何時間も開脚の姿勢だったため、美弥は関節が固まって、足をなかなか閉じることができなかった。
 ひどいガニ股で立っているのが精一杯だった。
 
 今度は、サキが皆に話しかけた。
「さぁ、キャンディ!……まず、お客様の前を歩いて、女の身体をよく見ていただくのよ」
 突き飛ばされるように歩かされて,一人ひとりのバイヤーの前で立ち止まり、身体を見せて歩いた。バイヤーは乳房をもんだり、女の秘裂に手を伸ばしたり、納得いくまで存分に美弥の身体を調べた。クリトリスの包皮が剥かれているので、剥き出しの亀頭に触れることもできた。
「奥様方には無い部分です。良く触れてみて下さい。」
 サキが通訳した。夫人たちが無遠慮に思い思いに触れている。男たちは優しく表面を撫でるように触れてくるが、女は嫉妬心から亀頭に爪を立てたり、引っ張ったりする。根の芯を潰すようにこね回す様子も見られた。
「ではこれから割礼を始めます。……どうぞ、別室へお越しください」

 美弥を伴って,ゾロゾロと隣の部屋に移動した。
 一通り皆に身体を見て貰った美弥は、再び婦人科の内診用の診察台の上に乗せられた。この部屋にも先ほどと同じものがあった。ただ台の下からは電気のコードがたくさん出ていた。
 美弥は,今度は両足を一直線に伸ばした開脚の姿勢で固定された。ほとんど百八十度に近い状態で大股開きの姿勢だった。内腿が攣りそうなくらい辛い姿勢だった。両手は、バンザイするように頭の上で固定された。
 ユキが美弥の下半身を囲むように椅子を並べていた。そして所長は、引き連れてきたバイヤーたちに顔で椅子に座るよう合図をして、美弥の乳首を思いっきりつねってから離れ、自分も椅子に座った。椅子に座ると目線の先に美弥の秘裂がよく見える。
 マヤは密着したバイヤー夫婦の間に幅広の毛布を掛けるように指示した。ユキが毛布を手に、ひと組の夫婦の間に跨がるように大きめの毛布を掛けた。そしてもう一組にも。
「では、改めて、……ただいまからこのキャンディに割礼を施します」
 サキが大声でバイヤーたちに宣言した。
 美弥は何をされるのか不安で,脅えた目でマヤを見ている。
 マヤは美弥の耳元で囁いた。
「心配ないわ。おまえが努力すれば救われるんだから……」
「何をされるんですか?」
「おまえのクリトリスを切り取るんだよ」
「ええっ?……そんな……いやっ……怖いわ。やめて……お願い、止めてちょうだい」
 突然のことに美弥は身体をギシギシさせて椅子の上で暴れている。
 泣きわめく美弥の状況をサキがバイヤーに説明した。バイヤーたちはさもありなんという顔つきで見入
「今日はクリトリスの除去……正確には亀頭部分の切除を行います。ただし、ちょっと変わった方法で行いますのでお楽しみください」
 サキが続けた。 

 準備ができたようで、美弥のからだが浮かび上がるかのように照明がついた。反対に部屋の電気は消され、バイヤーたちの顔は真っ暗になった。
「さあ、これを巻くのよ」
 マヤが頭に金属のベルトを巻きつけた。そこからは電気のコードが伸びていた。首は固定されていなく自由に前後に動かすことができた。
「ううっ……ぐぅ……」
 美弥は首を振っている。涙が幾筋にもなってこぼれている。
 マヤは美弥の頭に手を回し、首を前後に動かした。ただ首が後ろに傾くとカチッと音がして何かのスイッチが入るような音がした。
「ふふふ。上手く動くわね」
 マヤは美弥の首を何度も後ろへ倒し、スイッチの接触を確かめていた。なんのスイッチかはわからなかったがいやな予感を美弥は感じた。
「今日は女ならではの責めよ」
 マヤは暖かいタオルで秘裂を拭いながら言った。下腹部から肛門にかけては、特に念入りに力を込めてきれいにした。
「うううぅ……いやだぁ」
 最後はアルコールの消毒綿でクリンクリンとまずは亀頭部分を拭った。そして、力を込めて念入りに包皮との境目から亀頭部にかけて扱いていった。マヤが消毒綿を光に照らすと薄黄色に汚れが付いていた。
 次にマヤはワゴンの上から注射器とアンプルを手に取った。
 美弥は震えた。注射器に針をセットして中の液体を吸い上げていった。
「ひいぃっ」
 そして美弥の女の溝に近づいた。そしてマヤの暖かい息が秘裂にかかってきた。近づいてくる恐怖の瞬間を感じるにはもうそれだけで十分すぎるくらいだった。
「いやっ。……こわい」
< 第18章 電気責め(2)終わり この章つづく>


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